シリーズ 深い眠りを妨げるもの・その1

”深い眠りを妨げるもの”
こちらシリーズで何度かに分けてお送りします。

今回はその1回目です。

東日本大震災の被災地で整体など健康指導の
ボランティア活動をするときに不眠を訴える人が非常に多い。
 
仮に「私は眠れています」と言われても、
後頭部などを触ると、ちゃんと眠っているようには見えない。
よくよく尋ねてみると「実は睡眠薬を飲んでいます」と言ってくるケースがある。
 
「睡眠薬」は薬の力で無理矢理眠らせるもので、その人の本来の眠りではない。
自分の力で眠れていないので、後頭部をはじめ各所が強張ったままになっている。
その状態ではいつまでたっても自分のカラダの力で眠れない。
 
不眠に限らず「薬」の力に依存しずぎると、身体が弛みや疲れがとれず、
強張ったままになる。そうすると身体の弾力を失い、本来の自己治癒能力も失う。
 
本来、人を助けるはずであった「薬」が、考え方と使い方を誤ると、
人の身体を壊すことあるので注意が必要。

では、なぜ”眠り”が大事なのか?
 
それは眠れば疲れがとれる、すっきりする
最大の疲労回復だから。 
 
人間だけでなく動物も眠る。
眠らなければ死んでしまうからである。
 
逆に深く眠れるようになるのが一番いい。
整体指導も本来は深く眠るための誘導法と言ってもよいくらいだ。
質の良い眠りができれば、強張りが弛み、疲れが恢復する。
 
深く眠れた時の朝のスッキリ感を体験された方も多いだろう。
その日がいかに気持ち良く過ごせるか。
 
もう少し眠りについて考える必要があると思う。
次回眠りを妨げる状態の身体について触れたいと思う。

次回につづく。