自分でできる健康&整体生活|広島らくしかん整体 肝臓の働きと解毒作用
前回に続き初夏の焦点”排泄”についてです。
この初夏の”排泄”のポイントは”肝臓”と”汗”です。
今回は「肝臓」から取り上げます。
春から初夏にかけて”肝臓”の動きも活発になります。
ご存知のとおり”肝臓”は解毒という機能があります。
冬場に溜め込んだ毒を、この時期に肝臓は活発にさせて毒を吐き出します。
皮膚病も、この時期になると目立ち、
ひどくなるように見えるのもこのせいなんです。
余談ですが、皮膚病や皮膚のできものなどは、
解毒・排毒作用の最後の砦です。
便・尿・汗などで排泄しきれなかった毒を皮膚を
通して排出する。まさに最後の手段です。
したがって、皮膚病が出たからと言って
すぐに塗り薬などで症状を抑えにかかるのは考え物です。
そんなときは、まず肝臓に愉氣(てあて)しましょう。
皮膚病が気になる場合は、さらに恥骨に手をあてて
足方向に軽く押圧する愉氣をするといいでしょう。
さらに気になる場合は腎臓にも愉氣をするといいでしょう。
排毒・解毒の要である”肝臓”にも、
一度は手をあてて見つめ直すのも良いでしょう。
(つづく)