自分でできる整体&元気生活|広島市西区らくしんかん整体 病気になっても病人になるな!ー1

整体では「病気になっても病人になるな!」という戒めがあります。

 

人間は生きているうえでは「病気」になります。

しかし、「病気」は必ずしも”悪”でもないし、直ちに”排除すべき”ものでないことは、

野口整体を学んでいる方でしたら、よくご存じのことだと思います。

 

日頃、歪んだ生活態度・生活習慣や、偏った体運動が積み重なりどうにもならないと、

「病気」をさせることによって、身体の異常を”苦痛”で警告せしめて、

そのカラダの持ち主に「是正を求めるキッカケ」でもあるのです。

 

ひとつの例が「嘔吐や下痢」です。

「病原菌やウイルス」の問題もありますが、仮に伝染性がある病原菌でも

全員が感染して発症するわけでもなく、発症しない人もいることもご存知ですよね。

 

何か悪い物を食べれば、体内にとっては毒になります。

それゆえ、一刻も早く体外に出さねば、消化・吸収して血液となってカラダ全体に回ると影響が大きくなります。

そのために、消化を拒絶し、嘔吐や下痢をすることで、胃袋や腸を掃除してキレイにするのです。

一般に嘔吐や下痢は”体調の悪い象徴”に捉えますが、見方を変えれば”消化器の掃除”ととらえば、

元気になるための”ひとつの現象”と捉えることができますよね。

 

”風邪の発熱”も同じです。

病原菌やウイルスの問題がありますが、

これまで歪んだ身体の使い方、偏った疲労が、日頃の自己に備わっている自己調整能力を超えて、

風邪や発熱という症状で、これまでの歪んだ身体を変えようとしているのです。

よく熱が四十度もでると、「高熱が出て重症だ」と思われるかもしれませんが、

意外にも、この時期は体力があって、高熱を発することによって体内の悪い菌を殺す役割もあるのです。

逆に高熱を発した後に平熱以下の体温になりますが、この平熱以下のときに注意する必要があります。

たいていは、この平熱以下の時期に下手に動いて風邪をこじらせることが多いのです。

 

したがって、風邪も含め「病気」は、これまでの歪み偏った「自分のカラダ」を

見直して変えていく絶好の機会であります。

下手に薬を使わず「風邪」を経過したら、風邪をひく以前よりも体調がすっきりした

”絶好調感”を味わうことができます。

そういう意味で「病気」はやたら敵視するものではないのです。

 

だからと言って「軽視」してはいけません。

その人の状況によっては、自然治癒力以上に悪化することがあります。

いわゆる”閾値”を超えてしまうものです。そうなれば自己治癒力だけでは難しいし、

下手をすれば死に向かう事にもなります。

 

そのボーダーラインである”閾値”は人それぞれですし、その時の体調で”閾値”が変わってきます。

普段から”愉氣”や”活元運動(自動運動)”で自ら修練し、身体の感受性を敏感していれば、

自らの”体調の変動”や”閾値”さらに”仮に病気になった時に、どのような経過をたどって

治っていくか”を、逐一自分で感じとることができます。

再度繰り返しますが、これには自己の感受性の”質”を高める必要があります。

 

しかしながら、病気やケガをすれば、だれでも「自己治癒力」能力はありますし、

勝手に「自己治癒力」が働いてきます。

 

ただ、困ったことに「自己治癒力」をブロックされる時があります。

そのひとつに「病人」になり切ってしまうことです。

今回のブログのタイトルは「病気になっても、病人になるな!」ですが、

その続きは次回にいたします。

(つづく)