自分deできる整体&元気生活|広島らくしんかん整体 ”ちょっと違うフィンランドのサウナ1”

以前フィンランドへ行ってきたことで「サウナ」について少しお話しします。

ちょっとの間だけ”整体”のことから外れていきます。

 

今ではインターネットで”フィンランド”や”サウナ”の情報は多く行き渡っていますし、

日本語でも非常に詳しいものも出回っていますので、詳しく知りたい方は、そちらをご覧ください!

 

サウナ発祥のフィンランド、家庭に普通にサウナがあって、アパートでもたいていは

住民が共同で使えるサウナがあるくらいですから、さぞかし簡単・手軽のいきおいで

いつでも入れるものかと思ったら、これが意外に”NO”なのです。

 

宿泊したあるホテルにある共同サウナでは、入り口にこんな看板がかかげられています。

 

SAUNA Avoin

Miehet  kr 18-20,  ja  6-7

Naiset  kr 20-22, ja 7-9

 

いったい、これは何?

しかもサウナは男女別々に2つあるのではなく、ひとつしかない。

ひょっとして、男女ごとに時間を区切って使うのか? でも表記がフィンランド語でわからない。

さて、どうしょう?

 

と思うと、下の方に英語が併記されていて、Miehetは男性・Naisetは女性とのことです。

ちなみに”Sauna”もフィンランド語です。早い話、日本人は最低ひとつはフィンランド語を知っているという事です(?)。

 

ところで泊ったこのホテル、比較的大きなホテルだったのですが、意外にもサウナはひとつしかなくて、

しかも限られた時間しか入れません。日本のスーパー銭湯みたいに営業時間中は、男女別のサウナに

いつでも出入りできるようにはなっていません。

 

サウナに入ろうとすると、脱衣所そしてシャワー室があります。

日本と同じですが、サウナに入る前にシャワーでよく洗ってから入れとのことです。

そして、サウナルームに入ります。いずれもこじんまりして広くありませんし、静かです。

BGMも流れていなければ、日本みたいにサウナにテレビも置かれていません。

 

入るときは、素っ裸のスッポン・ポンです。せいぜいタオルをお尻に敷くくらいです。

サウナルームに入った瞬間、日本の高温サウナと較べると温度が低い感じですが、

フィンランドのサウナには、必ず木のバケツと柄杓が置かれています。

 

そのバケツに水を汲み、柄杓ですくってサウナストーブのうえにある焼けた石に

水をかけていくのです。そうするとじわっと熱せられた水蒸気が出てサウナルームを覆っていきます。

これが結構熱い、まともにこの熱気で息を吸うと、すぐ息苦しくなる。

 

これをフィンランドでは”ロゥリュ”と言っているのですが、慣れないと熱くてたまらない。

まず日本のサウナでは、たいていサウナストーブなんかに水をかけない、

勝手に水をかけると、非常ベルが鳴り響き、店の人が飛び出てきて怒鳴られ、

今度やったら追い出すぞ!とクギをさされる。

 

熱くて我慢ができなければ、自分のペースでサウナルームに出てシャワーを浴び、

併設のサロンの椅子に腰かけて水を飲みながら休む、そしてまたサウナへと繰り返す。

バスタブは無いのが一般的。

 

こんなふうに、フィンランドでは淡々とサウナを愉しませてもらいました。

日本ではサウナは、ちょっと娯楽性の意味合いがあるのかもしれませんが、

調べたところフィンランドでは”サウナ”は神聖なものとしてとらえているようです。

しかも”サウナ”は単に入るだけでなく、昔は衣類の乾燥・肉や魚類の燻製に保存・病気治しや

出産もサウナで行われていたようです。しかもサウナではっしゃぐのはいけないそうです。

逆にフィンランド人からサウナに誘われたら、それは信頼され親しみを感じている証拠だから、

一般的には断るな!と言われてます。

 

そういう意味で、日本みたいにサウナにあるテレビで野球中継を観るなんて、

彼らフィンランド人からすると信じられないことかもしれません。

 

外国に行くと、日本の銭湯や温泉みたいに人前に素っ裸をさらす機会は極めて少ないと思いますが、

ここフィンランドのサウナは素っ裸が基本ですから、ついでに裸のつき合いをするのもいいのでは

ないかと思います。

 

最後に失敗談をひとつ、

ロシア国境に近い田舎のホテルに泊まった時のことです。いいホテルでしかもサウナは男女別に2つありました。

サウナで気持ち良くなった後は、なんとジャクジー風呂も備えているのではないか?

そういうことで調子づいて素っ裸でサウナとジャクジーを往復していると、サウナに入っている

別の人から怪訝な目つきで見られ、ジャグジーの入り口の壁に掛けられている布切れを指さすではありませんか?

実はこのジャクジー男女共用のようです。ジャクジーの出入り口の壁にレンタルのパンツが掛けられていて、

これを履いてジャクジーに飛び込むのだそうです。

しかしそうとは知らず、真っ裸のままで何回もジャグジーを往復して、後から目の玉が出そうなくらい

恥ずかしい思いをしました。あいにくフィンランドの田舎にあるホテルで、利用のピーク時間も過ぎたので、

女性のジャグジー利用者がいなかったのが幸いですが。

 

今回はフィンランドで、日本人も利用する一般的なホテルのサウナに入った時のことをお話ししました。

次回は個人宅のサウナに入った時のことをお話しします。

(つづく)