自分deできる・健康生活|広島らくしんかん整体 ”脳と心臓を守れー風邪の効用ー”

昨日は風邪を引いてしまい、かなりの高熱を出していたようです。

”高熱”と漠然とした言い方ですが、実は体温計なるものは持っておらず、

自分の体の感覚で熱が出たか、出ていないかの判断です。

 

昨夜は内輪の稽古会を開催していましたので、

これはいい機会だと、稽古に来られた方に”背骨”を観察してもらいました。

要は”風邪”をひいたときに”背骨”の椎骨の状態がどのように変化するか

背骨ひとつひとつを細かく見ていくのです。

 

稽古会後は、全身に悪寒が走りいてもたってもいられない状態でしたが、

少々毛布を多くかぶせて寝て、ガタガタと震えるのも2、3時間して

少し身体が汗ばんできて、その後徐々に悪寒も収まり、熱感もなくなってきました、

翌日は、朝方は少し静かにして、お昼前からは普通通りの生活です。

 

野口晴哉先生の名著”風邪の効用”にありますが、

病気というものは、偏り疲労、あるいは偏った運動に陥った状態を

元にもどそうとする身体に備わる自然な作用でもあります。

 

”風邪”も、冷えたから、ウイルスに冒されたからという面よりも、

自分のカラダの偏り疲労、偏った運動修正が原因であり、

風邪をひくことで、この偏ったものを解消させて適正なバランスに

戻す役目もあるのです。

 

風邪も上手く経過すれば、この先カラダが非常に気持ち良く動けるのです。

 

よく天気予報で「明日は寒くなりますので、風邪をひかぬよう気を付けてください」と

いうのは、はっきり言って余計な一言です。

普通は、偏り疲労や偏ったカラダの状態になれば、冷えやその他の条件と相まって

風邪を引いてしまうのですが、風邪をうまく経過することによって、さらに健康的なカラダに

なることができれば、あながち風邪も敵視ばかりすることはできないと思います。

 

もっと困るのは、身体が鈍くなって風邪もひけない身体です。

最近あまり流行りませんが、例えば冬に寒風摩擦をすれば皮膚を鍛えているように

見えますが、実は鈍らせているわけです。

カラダの正常、異常を知らせるセンサーを鈍らせ、だましているわけですから、

 

一見して風邪は引きにくくなりますが、鈍くなっている分、内部の偏り疲労などの

異常に気づかず、バランスをどんどん崩しているのもわからずに、

最後には脳疾患、心臓疾患、ガンなど取り返しのつかない

重篤な状況に陥ることになりがちです。

 

”風邪”ですが、逆に引けば良いというものはありません。

風邪を引いたら、その風邪の経過に逆らわず、うまく付き合って経過することです。

当然、注射をうったり薬を飲むこともありませんし、熱が出ている時も寝込む必要も

ありませんし、氷嚢や氷枕で冷やすこともしません。

 

ただ発熱後の低温期は体力が消耗しているので静かにしているのが

賢明です。この低温期に”熱が下がったので、もう大丈夫だ”といって動き回ると

いろいろな余病に後々悩まされることになります。

 

そういうことで、恐れず、侮らず

”風邪”に対して、ご自身とご自身のカラダで以って

もっと真剣に向き合う必要があるのではないかと思います。

 

それが、今回のタイトルにある

”脳・心臓”の重篤な状態に陥ることにも守ることにもなるからです。

(つづく)