できる・役に立つ|広島らくしんかん ”リラックスできない残念な人々 その④”

リラックスできない残念な人々シリーズの第4回目です。

簡単そうに見えて、その人本来のリラックスを自分でできない人が多いのです。

 

今回は身体がリラックスして弛んでいるかどうかを見極めるポイントを紹介します。

 

それは”みぞおち”です。

 

”みぞおち”って、聞かれたことがあるかと思います。

ところで”みぞおち”って、実際にはどこにあるかご存知ですか?

 

こういう問い掛けを健康講座や体操教室でやると、意外に多くの方が首をかしげられます。

わかっているようで、実は改めて”みぞおち”の場所を把握されていない人が多いようです。

そのせいか、多くの人が手でご自分のお腹をあたりを触りまくりまって、それかアハハと観念して

『どこですか?』と聞いてこられます。

 

”みぞおち”の位置については、アイウオッチの画像をご参考ください。

”剣状突起”の下端から、その人の指で3本分くらい下の位置が目安になります。

指でさぐると、息を吐いたときに『ふわっ』と穴があいたように弛む位置があります。

そこが”その人のみぞおち”というところでしょうか。

 

ただ、”みぞおち”は『点』というよりも『地域』という少し広いエリアで捉えるといいと思います。

野口整体では、その場所を”腹部第一”といって、重要視する調律点のひとつです。

 

ここは、あくまでも”弛む”ことが必要です。

 

もうちょっと専門的に言うと、

”虚”、つまり息を吸った時も吐いた時も弛むことが必要です。

 

東洋医学の用語で、よく『上虚下実』とか言いますが、まさにそのとおりです。

逆にお腹のお臍あたり(正確にはもう少し下ですが)は、

いつも適度な弾力がある”実”の状態であることが望ましいのです。

 

実際に”みぞおち”に指を入れて弛み度合いを調べてもらいますと、

結構、”みぞおち”に指が入らない人が多い。

頭が忙しく、眼を酷使し、首や胸も堅い人は、連動して”みぞおち”が堅くなる。

併せて、病気など心身の状態が良くない時や、身体が弛まないと”みぞおち”も弛まないのです。

 

整体個人指導(操法)をしても、この”みぞおち”が弛まないと、

その人の整体状態が保たないため、操法が無駄になることがあるのです。

 

この”みぞおち”を弛めるに一番早い方法は、

『邪気吐出法あるいは邪気呼出法』をするのが一番早いです。

正座し、”みぞおち”に指をあてて、まずは、息を吐きながら上体を前に倒していくというやり方です。

やり方は、過去の当動画ブログにありますので、そちらを参考にしてください。

ちなみに、こちらは”活元運動(自働運動)”の最初の準備動作になります。

 

ただ、これは初中級以上の方のみにおススメします。

まったくリラックスできていない人が行うと、無理矢理”みぞおち”に指に力をいれて

押し込んでしまい、いつまでたっても弛まず、本来の”みぞおち”の柔らかさを

体験できなくなる可能性があるからです。

 

どうしても、という時は、まず”眼”を弛めることです。

眼に愉氣をするか、温かい蒸しタオルを眼にあてると”みぞおち”が弛んできます。

 

次回は”みぞおち”も弛む、全身も弛んで、その晩よく眠れる

全身のリラックス法を紹介して、このシリーズを終えたいと思います。

(つづく)