頭を良くする・8(手を使え!)|広島らくしんかん整体

『頭を良くする』シリーズ、もう少し続けます。

今回は直接”頭”を触ることはしません。「手」と「足」からアプローチします。

 

地球上で、二足歩行できる動物は唯一”人間”だけです。

サルなども”二足歩行”ができるでないか、と言われそうですが、

他の動物は一時的にできても、人間ほど長時間・日常的にできる動物はいません。

 

細かいことを言うと長くなりますので省きますが、

人間が二足歩行ができた結果、「手」が使えるようになったのです。

四つ足動物よりも「手」は自由自在に使え、それだけ脳も発達してきたのです。

「手」が”第二の脳”と言われることが、これから関係してきます。

 

次に、立ち上がって二足歩行ができるということは、

それだけ”足”が発達し、腰にも反りがでて、より大きな頭を載せることができたのです。

”足”が単に身体を支えるだけでなく、歩く・走るなど変幻自在に、しなやかに二足で

動けることで、さらに”脳”が発達した言ってもいいかと思います。

 

つまり、いかに「手・足」を生かすかによって、頭の働きが大きく作用してくるのです。

集約してポイントのひとつとして、手足とも”親指(第1指)”にあるかと思います。

 

特に”手の親指”とそのラインは、頭と密接に関係あります。

整体を勉強している時に、よくお師匠様から「とくに親指を潰すな」と言われました。

こういう仕事をしていると「親指」を酷使しがちですが、いかに親指を潰さないかが

常に気をつけてやらなければなりません。

 

親指を潰すと、当然に感受性は鈍くなります。

そうなれば、相手の感覚を感じることが鈍くなると同時に、頭もやられてきます。

他の療術家では「親指を潰して一人前」とか言っているところもあるようですが、

それはとんでもないことです。自分の身体を潰し、潰れたカラダで人様をみることにも

なるので、こんな無礼なことはないと思います。

 

ちょっと話がずれてきましたが、

では何をすれば良いかと言えば、

まずは”愉氣”です。

 

自分の親指を反対の手のひらで包み込んで”愉氣”をすること、

そして親指と人差し指の間の、いわゆる合谷を摘まんでおくこと。

とくに親指側が極端に堅いのは、頭や神経系統の疲れがあります。

 

さらに手首や肘も弛めておく必要もあります。

肘の場合は、反対の手のひらをあてて愉氣をすれば良い。

あるいは”肘湯”をしても良いと思います。

手首や肘が固まると、感情が凝固しがちになってきます。

 

最近は、PCやスマホなどで親指を中心に、手を酷使しがちです。

わずかな時間であれば、身体は疲労を取ろうとして勝手に良くなっていきますが、

長時間しかも日常化すると、偏り疲労の基になってきます。

 

先の号では”頭”を解放することをしましたが、

今回は”親指””手”を解放することをやってみましょう。

(つづく)