季節とからだ整体講座終わりました|整体&健康塾らくしんかん(広島市西区)
2月の”季節とからだの整体講座”終えましたので、簡単に報告いたします。
今回も少人数でしたので、最初にそれぞれ、お身体の状況を聞きしました。
ご高齢の方もご受講されていますので、身体に無理がないよう注意して実習していきました。
まず、基本身体三層構造も含め、肩胛骨の役割と、肩胛骨がなぜ身体の運動の要衝なのか、
なぜ、鼻や眼など花粉症に関係してくるのかを説明しました。
その後、互いの肩甲骨の状況を観察してから実習に入ります。
まずは、自分自身でできる肩上げストンや、肩回りなど、肩中心の体操を行いました。
何故、”肩”なのかというと、肩胛骨の上には肩がありますよね、肩と肩甲骨はセットで
動く性質があります。
先の身体基本三層構造に基づき、二人一組で後頭部、鼻の愉氣や”穴追い”の実修をしました。
奥深いものがありますが”愉氣”や”穴追い”は、今回は身体には負担なく、お互いが気持ち良く実習できます。
今回は何度もご受講され、身体感覚も非常に研ぎ澄まされている方ばかりなので、
あえて肩胛骨には直接操法せずに、肩胛骨と連動している後頭部、鼻を弛めることによって
肩胛骨を変えていくという少し高度な手法を取り込みました。
実習後の感想を聞くと、肩胛骨とその周りが軽くなったという実感を持たれ、
肩胛骨を観察すると、ベターとして背中に埋め込まれたような状態の肩甲骨が
くっきり浮き上がって、肩胛骨の輪郭がはっきりしてきました。
さらに腰が動きやすくなった。以前から右足が悪くて椅子にすわると、
どうしても右足の踵が地面から浮き上がっていたのが、実習後にはピタッと踵が
地面について、地に足が着いた感じがしっかりしてきたという感想をいただきました。
次回は3月25日(日)14時から、”骨盤”がテーマです。
後頭部、肩胛骨と身体基本三層構造を成す”骨盤”の3つが開くことによって、
春の身体へと完成していきます。ただ骨盤の開きが悪いと、腰の調子が悪くなるだけでなくて、
身体全体や女性では生理や生殖器の問題にも繋がってきます。次回は”骨盤”について学びを深めます。
(おわり)