認知症と賢く・仲良くつきあう3|整体&健康塾らくしんかん(広島市西区)

シリーズ”認知症と賢く・仲良くつきあう”の3回目です。

 

今回は相手との「呼吸を合わせる」ということで”呼吸”について少しお話します。

結論から先にお話しますと”深く穏やかに呼吸ができればいいだけ”のことです。

これは別に”認知症”の方に対してだけではありません。通常の人間関係に対しても使えます。

 

自分と相手との呼吸が合えば、相手の言わんとしていることも理解しやすくなりますし、

自分が伝えたいことも相手にわかってもらえます。言わば”意気投合”というのがありますが、

まさにその状態ですね。そうなればお互いが気分も良くなってきますよね。

 

それが、忙しいとか、イライラ、せかせかして、自分の息が浅く早いと、

相手の方はついてこれません。とくに高齢者や認知症の方にはなおさらのことです。

そうすれば、双方の意思が通じなくなって、感情的にも上手くいかなくなったりします。

また、互いの意思確認をするのに、さらに手間と時間をかかってしまうこともあるかと思います。

 

早い話、息を穏やかにしていけば、息も深くなりますし、まずは感情が安定してきます。

そのためにも”呼吸”を大事にしていただきたいと思います。

 

”呼吸法”の訓練は非常に良いと思います。

弊処でも訓練として”行氣法”や”呼吸法”も行っていますし、ヨガや気功なでも呼吸法の訓練はあります。

極端な例としては”深呼吸”もそうですが、あまり付け焼刃的に使うと意味がありません。

 

ただ気を付けてほしいのは”頭を弛ませること”。

呼吸法訓練の手順をこなすのに忙しくなって、結局”頭”や”体”が弛まないケースが多々あります。

弛まなければ、すぐに息が浅くなってきます。その目安として自身のミゾオチが弛んでいるかどうかを、

チェックしてください。

 

ミゾオチは”鳩尾”とも言いますが、鳩尾が堅いと頭や首が堅いままで、穏やかで深い呼吸ができません。

鳩尾の下にある下腹部(丹田)も充実してきません。一度ご自身の鳩尾にやさしく指を入れて弛んでいるか

どうか調べてみて下さい。鳩尾を弛める”邪気吐出呼吸法”は弊HPの動画ブログにありますので、

こちらも併せてご参照のうえ実践されると非常に効果的です。

 

”息を穏やかに、息深く”は、単に認知症の方に接する場合だけでなく、どんな場合にも使えます。

忙しいストレス社会の時代、これだけでも頭に入れていただき、時に実践されると、ご自身の日常生活や

人間関係がより充実したもので楽しくなっていきます。

(つづく)