認知症と仲良くつきあう・6|整体&健康塾らくしんかん(広島市西区)

認知症と仲良くつきあうシリーズの6回目です。

 

前回は、自分で手あて(愉氣)をしながら、上頚・頚上の後頭骨の引き上げを含めて

紹介しました。自分で行うセルフ形式は、認知症度が軽度の方だけでなく健常者の方にも

応用できます。これをやると眠気解消、眼もスッキリして仕事・勉強がはかどります。

 

ただ、二人一組で相手にやる場合は必ず”力”を抜いてやってくださいね。

と言っても、先に紹介した二つの例はいずれも互いに座姿で行いますので、バランスをとるにも

結構難しい処があります。整体でも相当”型の身体操作”の稽古をつまないと、安定させるのが難しく

かえって相手の体を緊張させてしまうことがあります。

 

なかには高齢者の方で”仰向けで寝て”やった方が安全で、やりやすい場合があります。

そういう時は、構わずに相手を仰向けにします。枕は段差ができると邪魔になりますので使いません。

ただし頭の下には負担にならないように柔らかい毛布を何枚か敷いてください。

 

やり方は簡単(!?)

相手の頭の先、つまり頭頂部側に”正座”して両掌をそっと後頭部の下に差し出し、

両掌で後頭部を包み込むようにして、やさしく手あて(愉氣)をしていきます。

差し出した両掌はできるだけ床に平行にして、両肘は極力左右均等に床に着けるようにします。

 

操法する側の人が、中途半端な座り方をすると、差し出した腕や掌に左右不ぞろいになったり、

妙な角度ができて、相手の後頭部や首を無用な緊張をさせるので、正座でキチンと座り、

左右が揃い、首が緊張する角度にならないように、やさしく掌に相手の後頭部がのるように

注意してくださいね。

 

ただ掌に相手の後頭部をのせることも、慣れないと結構難しいのですが、

さらに上級編。

 

掌で後頭部を支えながら、指の第一関節の先を使って後頭骨の下端を引き上げます。

イメージ図としてアイウオッチの写真をご参考ください。

やっていることはシンプルですが、実際にやってみると意外に難しい。

指先が緊張して力が入ると相手の後頭部が痛くなったり、不快になってきます。

指先が緊張すると連動して手首、肘、肩が緊張して、その緊張が相手の頭や首に伝わって

気持ち悪くなってきますから、細心の”やさしさ(?)”でもってやってください。

 

これが上手くいくと、相手の後頭骨が引き上げられた感覚になり非常に気持ち良くなります。

逆に後頭骨が下がり気味になると、眠りの質が悪くなったり、昼間で眠くぼっーと白昼夢をみるような

ボケっーとした状態になります。後頭骨を引き上げることで頭の血の循環を良くし、意識を覚醒させ、

眠りの質を良くさせます。つまり認知症になるような要因をこれで取り去りたいわけです。

 

見た目シンプルですが、相手の気持ちの良い感覚まで到達するのに少々慣れを要します。

難しいと感じた方は弊処へお越しいただければ講習会(貸切講座・My講座)を開きますので、

遠慮なくお申し付けください。

(つづく)