ねじってダルさを解消する|整体&健康塾らくしんかん(広島市西区)

九州、四国まで梅雨に入って、いよいよ梅雨時期になると、

気温も下がり湿気で皮膚の汗腺が覆われてしまい、汗が出にくい環境になります。

かりに汗が出ようとしても湿気で発散しにくいので、逆に汗がからだの中へ内向してしまう

ことになり、結果、汗が出にくくなってしまいます。

 

前号で申しましたが、汗は単に体温を下げるだけでなく、からだの中の老廃物を排出する

役割があるので、本来出すべき汗を内攻させると、老廃物が出せなくなってしまいます。

 

この時期の汗の内攻の悪影響のひとつが”浮腫み”です。

老廃物は、つまり体内の毒素でもあり、これが上手く体外へ出ないと毒素を処理するために

肝臓に負担がかかります。さらに肝臓に負担がかかりすぎると、こんどは排毒と濾過のために

腎臓にも大きく影響してくるのです。

 

腎臓に負担がかかりすぎると排毒が上手くいかなくなりますので、

浮腫んだり、カラダがダルクなって重く苦しくなるのは、このことなのです。

 

ちょっと専門的になりますが、腎臓そのものは胸椎10番と言う背骨がコントロール役として

担っていますが、ここに偏った力がかかって捻れてくると負担になるのです。

つまり下手に上体だけをねじってばかりいると腎臓に影響してくるのです。

捻じる時は、お臍の真裏のちょっと下にある腰椎3番を中心にして捻じると、

スムーズに捻れの運動ができますし、腎臓やほかの臓器に負担をかけなくてもすむのです。

 

そういう意味で、この時期、お臍の真裏の腰椎3番の骨を中心にしてカラダを捻じるといいのです。

ゴルフ、テニス、野球など、からだを捻じる時は、上体だけ捻じっていないかどうか注意が必要です。

上体だけを捻じっていると身体を壊すだけでなく、からだ中心からの捻れの運動がうまく伝わらず、

力を発揮しにくくなるのです。まずは先の腰椎3番を意識してギューッと捻じってみましょう。

 

ただし捻じる運動は結構きついです。グーっと捻じって行って、捻れを戻すとジワリを

汗ばんできますが、これが内攻していた汗なのです。捻ることで、この汗を絞りだしたいわけです。

 

”捻じる運動”は下手にすると身体を壊します。その証拠に捻れ運動は腰の悪い人にはキツイのです。

若い方は身体や腰が柔らかいので、比較的安心できるのですが、年をとり、腰が堅くなると

ちゃんと”お臍の裏の腰椎3番”つまり身体の中心で捻れの運動している人が少ないのです。

 

たいていは、上体を左右に逃してから捻じる運動をしたり、身体を前後に倒してから捻じる人も

います。これまで体操教室で見てきて、思わず唖然としたり、怖さも感じたりもしました。

なぜなら、捻れの焦点が胸椎10番など上へあがってしまって負担がかかると、

腎臓や心臓などに負担がかかるのです。

 

よく下手は捻れ運動を繰り返して身体が浮腫んだり、ゴルフ場でドライバーを振った後に

心臓発作で倒れたりするというのも、これら捻れ運動の焦点に問題があるからです。

 

そういうことで、まずは正座をしてお臍とお臍の真裏の位置を手で確認して、

そのちょっと下を中心にしてゆっくりと捻じって行ってください。

違和感が出ているときは、たいていは正確に捻れていません。

 

捻れの運動はいろいろあります。アイウオッチのように正座をして正確に腰椎3番に焦点がくるように

捻じるか、ヨガのアーサナのように捻じっても構いません。いずれにせよ腰椎3番に極力焦点があたるように

意識してゆっくりと捻じってください。

 

最初はゆっくり捻じって、徐々に早くする方法もあります。

これは”うずまきのリズム”といって、故・岡島瑞徳先生が見つけたものです。

梅雨時期に、最初はゆっくり、そして徐々に運動を早くして、最後にギューッと少し締めあげてから

スパッと切り上げると、内向していた汗がじわっと一気に出てきて、すっきりしてきます。

 

繰り返しますが、正確に捻じらないと良くありません。

慣れない時、数多くする必要はありませんので、正確に腰椎3番に焦点がくるよう、

じっくり・ゆっくり捻れの運動を行ってください。

(つづく)