腰痛の原因③ 腰椎の運動を知る|整体&健康塾らくしんかん(広島市中区)

前回、腰椎は5つあるということをご説明しました。

この腰椎という背骨は単に背骨を曲げたり、身体を支えたりするだけでなく

いろいろな役目を持っています。

そのひとつが”運動特性”です。

 

5つの腰椎ひとつひとつに、それぞれ特異な運動特性を持っています。

簡単に説明しますと、

・腰椎1番ー上下運動

・腰椎2番ー左右運動

・腰椎3番ー捻転(捻じる)運動

・腰椎4番ー開閉運動

・腰椎5番ー前屈(前後)運動

です。

 

もう少し、詳しく説明を加えますと、

例えば腰椎1番は上下運動ですが、背伸びをしたり、両手をバンザイと上げたときに

この骨が緊張してきます。

次に腰椎2番は、身体を真横に右へと、左へと横倒しの運動をすると緊張する骨です。

腰椎3番は、身体を左右に水平方向へ捻じったりするときに緊張してきます。

腰椎4番は両足を腰幅にしたまま、しゃがんだり(つまりウン〇ングスタイル)すると、この骨が

緊張してきます。

最後の腰椎5番は身体を前に倒すなど前屈するときに緊張してきます。

 

えッ本当なの?とお思いでしたら、一度ご自身で試されると良いと思います。

骨盤のすぐ真上の骨が腰椎5番ですから、腰椎5番の骨に手をあてて前屈してみると

この骨がどう緊張して感じるか試してみます。

同じ要領で、腰椎4番はしゃがむ、腰椎3番は捻じる、腰椎2番は左右横倒し、

腰椎1番は背伸びをしながら両手をバンザイして挙げてみる。

 

自分で背骨が触りづらいようでしたら、誰かに腰椎1番から5番まで

手で触れてもらって、いずれの運動がどの骨に緊張が来るか確かめてもらうと

いいと思います。

 

ただし、ひとつの運動にひとつの骨だけが緊張するわけではありません。

たとえば上下運動で両手をバンザイしてみると、腰椎1番が一番緊張するかも

しれませんが、ほかに腰椎2番もつられたり、腰椎3番や5番にも幾らか緊張が

くるかもしれません。前回の三軒両隣の長屋ではありませんが、背骨同士補完し合って

いるところもあります。

 

お時間があれば一度自身の腰椎を触って、それぞれの運動をして緊張度合いを

調べてもらうと良いと思います。得手な動きや不得手な動きもわかるかもしれません。

意外に、こういうところから腰の健康を保つヒントが隠されているのです。

 

次回は腰椎5つの骨の性格や心理的特徴、さらにその人の運動特性までわかる

隠れた機能をご説明します。

(つづく)