なかなかできないリラックス|整体&健康塾らくしんかん(広島市中区)

”あなた、ずいぶん緊張しているようですね、体がガチガチですよ”

”は~い、リラックスしてください。リラックス、リラックス!”

なんて言われたコト、ありませんか?

 

そう言われて緊張が抜けたり、うまくリラックスできた経験ありますか?

 

なかなか無いですよね。

 

意外に”リラックス”しようと思うと、逆に緊張しちゃう。

 

人間ってそんなもんなんです。

いや人間だけでなく動物や鳥や昆虫も魚も。

 

なぜ?

 

生きるためには”緊張”が無いと生き残れないからです。

”危機”が訪れたときには、即座に体全体を緊張して身を守らなければならない。

そのためなのです。

 

例えば、何気なしに道を歩いている時に、

どこからか”あッ!あぶない!”という声がしたら、瞬間的に身構えますよね。

この身構えることが体を緊張させて、危機に対応して体を守ろうとする本能的行為です。

 

野生の動物もそうです。

一番わかりやすい例は、野生のシマウマとライオンの関係です。

ライオンが忍び寄り襲ってかかろうと察知すると、シマウマはさっと身を翻して逃げますよね。

どっこらしょっ! じゃ~逃げようか、モタモタしてたらライオンに喰われてしまいますよね。

 

だから、地球上の動く生き物は”緊張”に対しては非常に反応が早いのです。

逆に弛んだり、リラックスには少し時間がかかるのです。

 

現在の人間社会生活上、戦場など、よほどでないかぎり常時生命の危機的状況に

さらさせることは、そんなに無いと思います。

 

反面、仕事や日常に追われて、マックスではないけど、かなりの緊張状態を

強いられることが多くなりがちです。

 

しかもそれが長時間続いたり、習慣的になったりと。

そうなると、なかなか身体を弛ませる、リラックスが難しくなるのです。

 

その結果、緊張状態が長く続くと体が持たなくなります。

また、身体の部分部分で緊張状態が残ったままになることもあります。

これが腰の部分にずーと緊張状態が残ると腰痛の原因にもなるし、

ある意味、偏った疲労になってしまうのですね。

当然、ほかの場所であれば体調を壊す原因にもなるのです。

 

先に紹介した”全身伸展運動”などは、先に緊張状態を最大にし短い時間保ち、

それから瞬間的に脱力して弛ませることで、リラックスを促進させる目的があったのです。

 

”リラックス”と言うと、巷では軽い意味合いで言っていることがありますが、

健全に生きるために、この”弛み””リラックス”をもう少し考える必要があると思います。

(つづく)