とっさの応急処置法・乗り物酔い③|根本改善整体らくしんかん(広島市)
乗り物酔いシリーズ③続きです。
体質と言うか、体の構造で乗り物酔いになりやすい人もいます。
ただし、からだを観るプロでないと、その判断が難しいので参考程度にして下さい。
A:耳の三半規管が弱いと乗り物酔いになりやすい。
(対策)⇒平衡が悪くて乗り物酔いになりやすいので、利き目をつぶる。利き耳を塞ぐ。
体を非重心側に偏らせておく。重心側が判らない場合は片足立ちになって、
ふらつくほうを取ってみるのが簡易です。
B:左右の肩甲骨の間の背骨がくっつている。
(対策)⇒難しく言うと”胸椎”と言う背骨が、上から3番目と4番目がくっついている。
そうなると乗り物の振動に弱くなるので、骨のくっつきを離してもらう。
(これは難しいです。参考程度にしてください)
C:肝臓や腎臓が弱い
(対策)⇒正座をして臍と臍の裏を焦点にしてギューッと左右に体を捻じる。
難しいけど、胸椎9番と10番がくっついているのが原因なので離してもらう。
D:食べ過ぎ、飲み過ぎ
(対策)⇒暴飲暴食を控える事。食べ過ぎ、飲み過ぎで乗り物酔いになったら、
後悔と反省をして、ゲロ袋にさっさと吐けば、あとはラクになる。
窓を開けて新鮮な空気を吸ったり、シリーズ最初で紹介した後頭骨と首の付け根を押さえることは、
どの状態でも有効です。さらに鳩尾(みぞおち)をギューッと押さえて揺さぶるのも良いです。
次回は超カンタン・反則技の”乗り物酔い防止法”です。
(つづき)