認知症を防ぐ⑥-あぐら座りでも大丈夫!-

「認知症を防ぐ」というテーマで、今回は“姿勢”の観点からお話しています。
前回、正しい正座が姿勢が質され認知症を防ぐと説明しましたが、事情があって正座が難しい人には
あぐら座りでも大丈夫な座り方を紹介します。

“姿勢を正す”と言われると、下の図🄫のように腰を反り返したような姿勢になってしまいがちです。
これだと反り返って腰などに無理な負担を強いる事になってしまいます。

 

ややこしいのは、背骨そのものが本来湾曲しています。背骨の湾曲を上手く利用して最も自然で、リラックスできる姿勢を探していく必要があります。その最大のヒントが前回申しましたが「坐禅」の座り方です。
お尻を直に床につけると、骨盤を立てることが難しく後ろに倒れやすくなり、その分背骨が余計に前へ行こうとして無理な力が生じます。その証拠に長時間その姿勢で座ると背中が丸くなってしまいます。

 

なんとか姿勢を保つためには、骨盤を上手く立てて、そのうえに背骨が載るようにすればいい。その智慧が“座蒲団”でもあり“坐蒲”です。お尻の下に敷くことで骨盤が立ちやすくなり、その骨盤のうえに背骨が乗っかればバランスよく上半身を支える事ができるのです。ちょうど下の図Ⓑになります。

 

 

 

 

 

 

坐禅を普段やっている方にはお分かりかと思いますが、そうでない方は最初ちょっと難しいと思います。座蒲団を二つ折りにしてから座って調節してみるといいでしょう。ピタッと決まれば、これほど座り心地がよくて頭も凛としてきます。瞑想される時にもこの姿勢で行う事をお奨めします。シンプルですが姿勢を正すことで認知症を防ぐだけでなく、姿勢の歪みから来る悪弊も正すことができます。