整体基礎講座-足が変わると全身も変わる⑦-根本改善整体らくしんかん(広島市)

足のはなし⑦-趾(し)骨、足節骨-

足指の骨の構造を簡単に説明しておきます。足指は“趾”とも言います。
親指が第1趾あるいは母趾、人差し指が第2趾、中指が第3趾、薬指が第4趾、
小指が第5趾にあたります。
足趾にはカカトから指先に向けて順に中足骨、基節骨、中節骨、末節骨になります。
但し拇趾には中節骨がありません。
趾骨間の関節はカカトから指先にむけて、MP関節(第3関節)、PIP関節(第2関節)、
DIP関節(第1関節)があります。但し拇趾の場合はMP関節、IP関節の2つになります。
この場合、足の付け根根元にあるリスフラン関節は勘定していません。

趾骨を動かす筋肉は膝関節の下部から始まるため、
足指の調整で膝やふくらはぎが弛むという効果を望めます。
逆に足指が不調な時は、膝の裏や、そのやや下に硬結や硬直など異常があるか
どうか調べることになります。

少し足趾を構成している骨名と関節名を専門的に紹介しました。
実はこの骨だけでなく、足趾の関節が狂って足が不調になったり、
ひいては全身を狂わせる原因になっていることが多々あるのです。

足趾と関節の変位についてとりあげていきます。
足趾の関節のいずれかが、上下どちらかの方向に変位しているケースがあります。
基節骨が上がり、末節骨が下がるハンマー・トゥー状態がその一例です。
内外や、斜めに変位することもあるので、足趾をひとつずつ握って強めに押さえ、
圧痛があるかどうか丁寧に観察していきます。もし変位の異状を感じれば
そこを丁寧に愉氣で調整していきます。足趾の狂いと関節はなかなか正常に
戻りづらい反面、細かく細い骨と関節でデリケートなので根気よく丁寧に愉氣を
する必要があります。

これら足趾と関節の変位で全身に影響する可能性がありますので、
足趾にも意識をする必要がありますし、まして軽視をしないことです。
とくに足趾の先を打ったとか、踏まれたときは注意が必要です。
母趾では、母趾中足骨が第2趾側へ変位していることもあるので特に注意が必要です。

(つづく)