カカトの骨が人生を左右する-整体基礎講座⑭-根本改善整体らくしんかん(広島市)

体重を支える骨“踵骨”

カカトを構成する大きな骨で、当然ながら体重がモロにかかるだけでなく、
下は地面からの反動にも耐えているので、カカトへの負担は相当なものです。
言わばカカトが狂うと体運動も狂い、生活も変わり、人生も変わってくると言っても過言ではありません。

繰り返しますが、カカトにはかなりの体重がかかります。きちんと体重がかかればいいのですが、
微妙にずれることが常です。つまり体重の掛かり具合が皆すこしずつ変わっていくのです。
ある意味は身体的構造からみる“個性”でもあり、
野口整体の野口晴哉先生は結果的に靴のすり減り具合からでてくるので、
これらを集積化して“体癖論”をまとめ上げるに至ったわけです。

人間の内的偏在でカカトの重心位置がずれて、このズレが一定以上になると異状になります。
さらに外的要因、例えば合わない靴などを日常的に履いている。
仕事などで無理な姿勢を強いられていることで、ずれる事もあります。

内的要因はある意味、遺伝もふくめ先天的なところがあります。
外的要因は本人らが注意していれば最悪の事態を防ぐことができますので、
日々自身の行動に注意を払う必要があります。

話をカカトにかかる体重の歪みに戻します。
カカトにかかる体重が外寄り・内寄りになると、踵骨とその上の距骨との関節である“距踵関節”が歪む。
例をあげると年をとっていくと腰のチカラが衰え体重の掛かり方が外寄りになる傾向が強くなってきます。
見た目もO脚になっていき、靴も外側の減り方が早くなることが多いのが特徴です。

この場合“踵骨”の変位を調整する必要があります。
調整すると重心位置がかわり、膝の状態が改善されたり、大腿部の拘縮が緩和したりと、
下肢の状態が改善されてきます。
但し、足首周辺の異状がある時は、脚の脛骨、腓骨の開きが必ずあるから、
これを締めることが必要になります。

次回は実際の調整の仕方をやります。

(つづく)