たまった夏の疲れ総決算④-セキ・腕の疲れー根本改善整体らくしんかん

季節とからだの整体講座・たまった夏の疲れ総決算シリーズ④です。

今回はまとめて2つ不調に対処します。

③ 腕が疲れやすい、だるくなった
④ 息苦しい、セキがでる、

2つとも、対処には共通点があるので、いっしょに説明していきます。

指先、手首の異状を訴えて来られると、意外にもその異状が肘、肩回り、肩胛骨まで
及んでいることがあります。
最近になって腕の異状がでてくると、肩、首の根元、肩甲骨周りの状態を
診ておく必要があります。
前々回、前回の頭や眼の異状から、その影響が首、首の根元、肩胛骨周りに及ぶと
言いましたが、まさにこれらは頭・眼・首の上方向と、両腕の左右方向、内臓や腰、
足などの下方向が四方向クロスする交差点と言ってもいいぐらい大事なところです。
この交差点は、肺と気管支をコントロールする呼吸器と、自律神経系統の調節の要です。
ここが強張って動かなくなると、どうしても全身不調に繋がりやすくなります。

強張っている特徴のひとつとして、胸が前かがみになって閉じ気味になっていないかです。
大きくゆっくり両肩を後ろへ回してみましょう。両肩が後ろ側へ動くと同時に胸が開き
両方の肩甲骨が背骨中心によってきます。こうなると呼吸が入りやすくなります。
そして急速に閉じて締まっていた肩胛骨をポンと弛めると、肩胛骨中心に弛んできます。
普段からこういう運動をしておくと、全身不調を防いだり、恢復させるのに非常に
役立ちます。

実際には肩甲骨の動きを良くしたり、肩口や上腕、肘などの状況を見て弛めたり、
首の骨、背骨の棘突起とその周辺の状況をみて調整していきます。
さらに、もうひとつの身体の交差点“腰回り”も見る必要がありますが、
セルフケアとして、先に紹介しました“両肩を大きくゆっくり回して両肩胛骨を寄せて
開く“運動を普段からされるのが簡単で効果てきめんです。

(つづく)