夏の疲れ総決算-お腹の調子が悪い-根本改善整体らくしんかん

たまった夏の疲れ総決算シリーズです

今度は⑤ 食欲が落ちた、お腹の調子がわるい

お腹の不調、大きく原因は3つにわかれます。

ひとつは、自律神経系が原因による胃腸の不調。これは前号で紹介しました首の根元から
肩胛骨付近の背骨や筋肉が強張りです。これらは自律神経系のコントロールだけでなく、
肩胛骨付近の背骨は胃袋をコントロールするので、食欲不振は上背部を弛めることも必要になります。
上背部が強張ると、その下の背中の筋肉や背骨、そして腰まで連動します。
下の方になると肝臓、腎臓、腸の動きをコントロールする箇所になりますので、
調整が複雑になってきます。

次に暑くて冷たいものばかり飲んだり、食べたりした場合です。
これは胃袋と腸の疲労になります。

もうひとつは、冷えです。日中や宵の口は暑いといっても明け方が冷える事があります。
またエアコンで冷えると胃腸の動きが弱ってしまいます。そうなると便秘や下痢になりがちです。

三者とも共通しての調整法は、2人1組になって、受ける方はうつ伏せで寝ます。
行う人はうつ伏せで寝ている人の背中、背骨に手をあてていきます。要するに“愉氣”ですね。
押したり揉んだりせずに手をそっとやさしくあてるだけで結構です。

背中の筋肉の表面、背骨が堅くてゴツゴツしているところ、冷たく感じるところがあれば
そこが相手のカラダで動きが鈍くなっている処です。そこをじーと時間をかけて愉氣して
あげましょう。愉氣をしてその場所が温かくなったり、柔らかく感じたらOKです。
これで相手の不調の原因である身体の鈍り箇所を回復させることになります。

あとは仰向けになって、お腹に手をあてます。お臍を中心にして盲腸部、お臍の右側、
肝臓部、ミゾオチ、胃袋、お臍の左側、盲腸部の反対側、お臍の下側と時計回りに
8か所くらいを丁寧に愉氣していきます。

以上の箇所を少し押し気味に触れると、おなかが堅いあるいは圧痛や鈍痛がでてきます。
それらの箇所の感触が変わるまでじっくり愉氣をします。
さらに、お臍の周囲も時間をかけて愉氣をすると、驚くほどお腹の調子が良くなってきます。

これで急性を含め大概の消化器のトラブルは回復できます。
とっさの時に備えて普段やっておくとお互い気持ち良いものです。

是非とも普段から実践されることをお奨めします。

(つづく)