1・2月は肩甲骨を動かせ!-根本改善整体らくしんかん(広島市)
根本改善整体らくしんかん(広島市)のナガミです。
先日、草津古民家マチゴトで整体を受けに来られた年配の方が
「いや~きのうテレビの健康体操を見っとたら、”肩胛骨”をよう動かせと言っとたで!」
と仰っていました。
こちらの健康体操の番組はどんな趣旨で
”肩胛骨を動かせ”と言っていたのか、わかりませんが、
この時期は特に肩胛骨を意識して動かすのは確かです。
前回、新年明けると”後頭骨”が開いて
「春のからだ」となっていくと申しました。
その第2段階が”肩胛骨”なのです。
ついで答えを言ってしまうと
第3段階は”骨盤”なんです。
実は人間の背面で、
”後頭骨”-”肩胛骨”-”骨盤”って
連携し合って動いているのです。
私が以前、整体を勉強させていただいた
故・岡島瑞徳先生が主催する「旧・中心感覚研究会」では
”後頭骨-肩胛骨-骨盤”の繋がりを”基本三層構造”と言っています。
冬から春にかけては、まず後頭骨が開き、そして肩胛骨も開いて
動きがよくなって、骨盤も開いていくという流れになります。
これらの動きはごくわずかです。
上手く動けば、季節の流れに応じて身体も順調に変わり、
季節の移り変わりを、体感で楽しんでいけます。
現実には、
忙しい日常、ストレスフルな人間関係、偏った運動ばかりしている生活を
続けていると左右に不均等がでたり、うまく弛んで開かなったりとして
冬場から春先に不調を訴える事になります。
典型的な例が花粉症や鼻炎などのアレルギー症状です。
症状を出すことは”からだを変えよう”とする
カラダ内部からの反応なので、むしろ自然な動きです。
むやみに薬などで無理やり止めるモノではありません。
しかし不調の症状がでて不愉快な状態になりますので、
どうしても病院に行くなど、何らかの処置を講じたくなります。
少しでも不愉快な状態に陥りたくなければ、
季節の流れという自然の摂理に従って、
身体も自然に任せて動かせばいいのです。
言葉では簡単に言ってしまいましたが、
次回以降は”肩胛骨”を動かせる体操と、
その後は全身を意識をできるだけ排除して動かす
調整法を紹介いたします。
(つづく)