足を締めるー膝痛をおさえる急所④-根本改善整体らくしんかん

再び”膝痛対策”に戻ります。

 

”膝”の問題は、これまで何度も申し上げている通り”膝”だけの問題ではないのです。

”膝”の場所を見ればわかりますが、足のカカトと、腰の中間地点にあたり、

それぞれ骨が上下から出ていて、その接合点において自由な運動をさせるために

関節と、その動きを助けるために筋肉や軟骨等の組織があるのです。

 

常に上から下からの影響を受けていますので、

どうしても膝だけでなく、上下とくに下からの影響が大きいので

トータルに考えないと膝痛の問題が解決が難しいのです。

 

前回までは、足首やカカトについて取り上げました。

今回もやはり膝の上下を取り上げますが、

その前に膝が悪くなるメカニズムを簡単に取り上げます。

 

下の脚と足の骨格図をみてください。

足の骨格図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膝の骨つまり膝関節のまわりをとりまく環境として、

上に”太腿”を構成する”大腿骨”。

下に”脛”を構成する”脛骨(けいこつ)”と”腓骨(ひこつ)”があります。

ちなみに、内側の太い骨が”脛骨”、外側の細い骨が”腓骨”です。

 

仮に骨盤や股関節の動きが悪くなって、足が外側にズレるようになったらどうでしょうか?

 

年齢を重なると、歩いていると足の重心がだんだんと外側へ寄ってきます。

極端になると”ガニ股”で歩いてしまう事になります。

 

足の指の骨が外側へズレて、外くるぶしが飛び出て下がってしまうことになります。

そうなると、脛の外側の骨である”腓骨”が下へ落ちて、外側へずれてしまいがちです。

外側へずれると、そのまま腓骨と膝関節の骨の接合面もズレ始めてしまいます。

 

そうすると、スネの内側の太い骨の脛骨も、うまくバランスがとれなくなり、

ズレてきます。その結果、脛骨側も膝関節とズレてしまいます。

 

膝関節と下の骨がズレてしまったら、どうなるかわかりますよね。

膝関節の骨と脛の骨の接合面には”軟骨組織”がクッションとなって、

膝が円滑、自由に動けるようにしているのですが、これがすり減ってくるのです。

 

すり減ってくると、いずれ神経にモロにぶつかったり、

物理的に膝や骨が変形したり、取り巻く筋肉にも悪影響を受けて、

膝を痛めたり、歩けなくなってしまうのです。

 

そうなると、膝や膝との接合面を正しても

あまり意味がなく、すぐに元に戻ってしまうのです。

少し遠回りに見えるかもしれませんが、いかに膝と膝の周囲をケアをするかが大事なのです。

 

では具体的な方法は次回いたします。

(おわり)