春は”左の季節だ!”①-根本改善整体らくしんかん
春は“左”の季節⁉
以前ご紹介しましたが、私たちの“からだ”も季節に適応しようとして、意識・無意識にかかわらず、
さまざまな動きをしています。逆に季節に応じて動くべきところがうまく動かないと異状として感じたり、
不調の原因となります。
そこで、根本改善整体らくしんかんでは、季節ごとの“からだ”の特徴をご説明し、
季節に応じた健康法や体操を紹介して、変わりいく季節を“からだ”で愉しく感じ取り、
元気に過ごしていただくことを目的としています。
冒頭“春は左の季節”と申しましたが?
ここで春の体の特徴を少し説明しましょう。
桜も次々と咲いてくるようになりました。日中は上着が要らないくらいポカポカした陽気になったかと思うと、
急に冬に逆戻りしたのではないかと思うほど冷え込むときがあります。
非常に寒暖の差が激しいのが“春”の特徴です。
春になり気温があがってくると、どんどん身体が開いてきます。
「体がひらく?」とヘンに思われるかもしれませんが、寒いと体温を維持するために、
身体を縮めたりすると思います。暖かくなると、その逆になります。
気温があがると冬の間に縮んでいた身体が、ほわ~と開いていくのです。
以前“体のどこが開くのか?”を説明したと思いますが、
冬の後半から春に向けて“後頭部”ー“肩胛骨”ー“骨盤”と開いていきます。
とくに桜の咲くころには“肩胛骨”が開いて、さらに“骨盤”も開くようになってきます。
ただ、この肩胛骨の動きが堅く鈍いと“春の体”に移行しづらいのです。
その結果、動きの堅い肩甲骨の代わりに、
無理をしてまで他のところが動かしてまで季節に対応させようとします。
その代表的なところが鼻骨周辺です。
異常として動いていくので、それが花粉症やアレルギー性鼻炎の症状にもなるのです。
温かくなると、同時に体内の血流も良くなってきます。
心臓や循環系統の動きも活発になります。
心臓は左側にありますので、左側の肩甲骨がちゃんと動いてくれないと心臓に負担がかかってきます。
さきの話の繰り返しになりますが、心臓と左の肩甲骨の動き、そして花粉症と言うのは繋がっているのです。
したがって、“春”この時期は、まずは“肩胛骨”の動きをよくするようしたいのです。
左だけというのは難しいので、左右両方の肩胛骨をよ~く動かす運動をするといいのです。
“らくしんかん”では過去“肩胛骨”を動かす運動として“肩回し”“ペンギン体操”など
動画ブログを含めて紹介しましたので、こちらを参考にしていただきたいと思います。
ーつづくー