侮るな中足骨-整体基礎講座⑩-根本改善整体らくしんかん

侮れない足の骨“中足骨”

もちろん足指の骨のひとつですが、足の甲で足先側にあります。真上からみると
骨の筋が5本にそれぞれ分かれていて、その先が5本の指に繋がっています。
普段あまり意識することがない箇所ですが、足を構成する大事な骨で、ここが狂うと
二足歩行など、いろいろな足の運動が狂う原因になり、侮ることができません。

(中足骨の位置はアイウオッチの写真図をご覧ください)

名称ですが、中足骨は親指の拇趾側から第1~第5中足骨と呼びます。
踏み抜きによって中足骨が上に変位するだけでなく、
上からモノが落下した時などは下に変位していることもあります。
捻挫をすると、小指に相当する第5中足骨が上に変位することがあります。

先の項では中足骨の上下変位をとりあげましたが、左右変位や捻れ変位もあります。
中足骨の間の間隔が不揃いになっているのが、その目安です。
左右変位か、捻れ変位かは見極めが非常に難しいです。
実際にそれぞれの中足骨を指で上下左右に挟んで動かして判断する事になります。
無理に動かすと痛みが倍加し悪化させる恐れがありますので慎重に動かすことが大事です。
とくに外反母趾の傾向があると、左右変位や捻れ変位が出てきます。

時間はかかりますが、手のひらで足の裏と足の甲を挟んで、
じっくり愉氣をすると徐々に変位が調整され膝ウラも弛んできます。
余裕があれば、変位している方向から変位していない方向へ、
つまり痛い方向から痛くない方向へ若干の圧をくわえて誇張させて、
じっくり愉氣をして調整する方法もあります。

少々根気が要りますが、日々この調整を“足のケア法”として行っておくと、
外反母趾による中足骨の変位(特に第1から第3趾)や、前回出てきた反り指、
バネ指の調整と改善にもなります。
(つづく)