寝違いで首が痛い(とっさの応急処置)-根本改善整体らくしんかん(広島市)
2020.01.15
しまった! 朝起きると首が痛い。
よくやってしまうのが”寝違い”。
病院に行くほどでもないが、首をちょっと動かしただけで痛い。
走ったり、振り向いたりするだけでも首に響くので、運動もしづらくなります。
方法を2つ紹介します。
1つ目は安全で簡単な”操体法”を紹介します。
首を左右横倒し、あるいは左右に捻じって、痛い側と楽な側が出てきます。
楽な側だけを相手にします。
ぎゅーっと楽な側に左右に横倒す、あるいは左右に捻じって、
もうこれ以上いけないというところで、5秒程度そのままにして保ちます。
その後は急速に息を吐いて、そのままリラックスして20~30秒くらい休みます。
これを3セットほど繰り返します。
3セット後にチェックします。
先に楽な側に首を横倒し、捻ってよりラクになれば成功。
次に痛い側をそっと首を横倒し、捻じって最初の時よりラクになれば成功。
回復度に個人差があります。時間をおいて気になるところがあれば、
しばらくしてから、この操体法を繰り返してください。
操体法の原理は、痛い側はほうっておいて、
楽な側をさらに動きを強調すれば、痛い側が自動的に調整されるという
極めて安全なやりかたです。
もうひとつは、ちょっと専門的な方法です。
寝違いはたいてい頸椎2番と頸椎4番が曲がって異状を起こしていることが多いので、
その堅い方に指をあて、頭を片手で押さえて押し合うようにして放します。
場合によっては頸椎6番も押圧します。
注意したいのは、力を込めてゴリゴリ押さないコト。
余計ひどくなります。
慣れない方は最初の”操体法”で試してみられると良いと思います。
(おわり)