寝違いで首が痛い(とっさの応急処置)-根本改善整体らくしんかん(広島市)

しまった! 朝起きると首が痛い。

よくやってしまうのが”寝違い”。

 

病院に行くほどでもないが、首をちょっと動かしただけで痛い。

走ったり、振り向いたりするだけでも首に響くので、運動もしづらくなります。

 

方法を2つ紹介します。

 

1つ目は安全で簡単な”操体法”を紹介します。

首を左右横倒し、あるいは左右に捻じって、痛い側と楽な側が出てきます。

楽な側だけを相手にします。

 

ぎゅーっと楽な側に左右に横倒す、あるいは左右に捻じって、

もうこれ以上いけないというところで、5秒程度そのままにして保ちます。

その後は急速に息を吐いて、そのままリラックスして20~30秒くらい休みます。

 

これを3セットほど繰り返します。

 

3セット後にチェックします。

先に楽な側に首を横倒し、捻ってよりラクになれば成功。

次に痛い側をそっと首を横倒し、捻じって最初の時よりラクになれば成功。

 

回復度に個人差があります。時間をおいて気になるところがあれば、

しばらくしてから、この操体法を繰り返してください。

 

操体法の原理は、痛い側はほうっておいて、

楽な側をさらに動きを強調すれば、痛い側が自動的に調整されるという

極めて安全なやりかたです。

 

もうひとつは、ちょっと専門的な方法です。

寝違いはたいてい頸椎2番と頸椎4番が曲がって異状を起こしていることが多いので、

その堅い方に指をあて、頭を片手で押さえて押し合うようにして放します。

場合によっては頸椎6番も押圧します。

 

注意したいのは、力を込めてゴリゴリ押さないコト。

余計ひどくなります。

 

慣れない方は最初の”操体法”で試してみられると良いと思います。

(おわり)