ご高齢の方にも安心・安全に改善できる!触れるだけの”触手共鳴法”とは?

2020.07.15

根本改善整体らくしんかん・ナガミです

 

当根本改善整体らくしんかんは

野口整体をベースに整体操法を行っております。

ほかにセルフケアの一助に、快感覚を高め回復の過程を

愉しんでいただくために”操体法”も導入しています

 

2つの操法は、”手あて”と”快感覚”のベースです

ともに”力”でごりごり押したり揉んだりすることはありません

パキポキすることもありませんので、安全な操法です

 

ただし受けていただく方の”症状”や”状況”によっては

うつ伏せになったり、座ったりと、体位を変えることになります

 

そうすると

・痛みが激しいなど、症状が重い方

・ご高齢で座ったり、姿勢を変えるのが難しい方

といった寝たきりに近い方になると

”うつ伏せ”で寝ることも大変になります

 

 

”うつ伏せ”での姿勢は、一般的に腰痛など腰や骨盤調整を

行う際にはどうしても必要な体位です。さらに背骨の状態を

観察することで全体の状況を把握するにも必要です

 

 

しかしながら

どうしても”うつ伏せ寝”がキツイという方がいます

無理をすると呼吸も乱れて整体操法にならないどころか

かえって身体を痛めるコトにもなりかねません

 

 

そういう場合は”あお向け”のままで寝ていただくなど

その方に最もあった寝方や体位で整体操法をしなければなりません

 

 

あお向けで、まっすぐ寝ていただいている場合は

主に、お腹の操法で柔らかくして呼吸を深くさせて

足元を中心に操法して、足元から全体を調整します

 

 

はげしいヒザ痛や、腰痛など

身体をまっすぐに伸ばして寝れない場合は

どうやって操法するかが課題になります

 

 

そういった時に”手”を使います

 

 

触手共鳴法(しょくしゅきょうめいほう)

というものを使います

 

手のあるところを触れると、からだのどこかに対応する

鍼灸の観点で言えば”ツボ”の概念に近いところです

 

もとは高麗手指鍼(こうらいしゅししん)といって

韓国の柳泰佑(ユー・テーウ)さんが開発した技法です

手が全身に対応する関係があって、手のある箇所に鍼を打つと

足や腰など対応する点が改善するというものです

 

こちらでは”鍼”を打つことはできませんので

日本での先達の方が、さらに手で触れる程度の刺激で

対応する箇所が変わるように開発されました

 

こちらの技法を用いて操法を行います

わかりやすくするために便宜上、呼び方を

”触手共鳴法”と名付けています

 

ほかでは、この呼び方は通じませんのでご注意願います

 

この方式によって

わずかに筆先に触れる程度の力で

手指の特定箇所を触るだけで、対応する箇所が変化します

これで寝たきりの方にも、安全で安心の操法ができます

 

手指の対応と全身への反映する箇所は

アイウオッチの写真をごらんください

 

大雑把にまとめると、対応箇所は以下になります

小指=足・ヒザ・脚 

薬指=手・腕・肩

中指=頭・首・背骨

手の甲側=背中と関係

手のひら側=腹部と関係

(原則として右手は右足、左手は左足に対応)

 

ひとつだけ例をあげます

”ヒザのお皿・ヒザ小僧”の調子がおかしい時

動きが悪い、ヒザ小僧が痛い時などは

小指の第2関節のあたり、やさしく撫でて下さい

 

これだと、いつでも簡単にできますよね

写真は左手です(左ひざ対応)

 

 

 

 

 

 

 

 

1回撫でると、ヒザ小僧が動くようになります

1回でまだヒザ小僧の動きが良くならない時は

少し時間をおいてから何度か繰り返し行います

 

 

やさしく筆で触れるくらいに撫でるのがポイントです

力を入れると効果がありません

 

今後もヒザや、足、腕の不調で

この触手共鳴法を取り上げますので

参考になさってください

(おわり)

 



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