良くならない頭痛・めまい・熱ぽっさ。実はコレが原因だった-改善対策も
2020.07.20
根本改善整体らくしんかん・ナガミです
先日ウチの常連の女性の方から電話が入って
「少し前からずっと、めまい・動悸がして
なかなか良くならないのですが、どうしたらいいでしょうか?」
という相談を受けました
少し前に整体を受けに来られた時には
こんな状態ではなかったので、受話器で声を
聴きながら「もしや?」と思いました
この電話相談を受けた時期は
梅雨のさなかで、日中は30度を超える蒸し暑いなか
朝晩は20度くらいまで冷える環境でした
しかし、冷えの影響を受けやすい方でしたので
「汗の内攻、冷えの影響があるかもしれません
汗が出ないので、不快な症状が改善しないと思います」
まずは
「首の後ろから、後頭部にかけて
”温湿布”してみてください」
「その次に、後頭部の後頭隆起の下
盆のくぼにスポットで狙って、温湿布してください」
2点をアドバイスをしました
翌朝フォローの連絡をすると
「首の温湿布をすると、動悸が無くなりました
それと汗が出てきたような感じがします。目まいも無くなりました」
という報告を受けました
やはり
”汗の内攻”による”冷え”が原因だったようです
汗は体温を下げる効果もありますが
初夏から梅雨時期には、体温を下げるだけでなく
体内の毒を排出する役割があります
それが朝晩の冷えや、冷房の冷えで
汗の内攻をさせているのです
それが原因で、汗で出すべき”排毒”ができなくなり
体内に逆戻りになってしまうケースが多いのです
その結果、不快な症状として
□ 頭重感、頭痛がする
□ 夏風邪をひいたような熱ぽっさ
□ 腹痛や下痢がつづく
□ めまい、動悸がする
などが出て、なかなか改善しません
これらの症状が出た時に
頭痛薬や風邪薬、胃腸薬など飲んだりして対症療法に
はしりがちになりますが、なかなか改善しません
まず、体内に内攻している”汗”を出すことです
サウナや、風呂で無理やり出そうとしても
体内に内攻した毒気のある汗は、なかなか出てきません
さきほど紹介しましたが、2つのやり方を紹介します
① 首のうしろを温湿布する
首の真ん中から、後頭部と首のつけ根までの上部を温湿布します。
首の真ん中”頸椎4番”の骨は、耳とバランス、ホルモン系統、感情などの
制御する大切なところです。ここを冷やすと不快な症状が出やすくなります
② 後頭部の後頭隆起の下、”盆のくぼ”を温湿布する
発熱した時も、冷やすのでなく、温めることで発汗を促進させます
その場所が”盆のくぼ”になります。ここをスポット的に狙い温湿布します
いずれも、温かい蒸しタオルが最適です
冷めてきたら、小まめに取り替えます
そうすると、じわっと汗が出てきて徐々に改善します
使い捨てカイロで、長時間温めぱなっしは
低温ヤケドになる恐れがあるのでおススメしません
最後に、
脳出血など脳疾患が疑われる時は
出血がひどくなり悪化させる恐れがあります
「もしや?」という時は、
温湿布は控えて、直ちに医療機関へ診てもらう事を検討してください
最後に、電話相談は
”1カ月以内に当根本改善整体を受けたことがある方”
もしくは
”当根本改善整体らくしんかんが認定した定期的に整体を受けている方”
に限ります。
電話では直接お身体が見えない、触れることができないため
状況によっては限定的なアドバイスしかできません。
万が一、不測の事態になっても責任を負いかねますので
併せてご了承ください
(おわり)