”痛い捻挫”を早く、キチっと回復させる方法
2020.09.25
グキっ捻挫だ、痛い!挫いてしまった
歩いていたら何気なく、挫いてしまった
しばらくすると、どんどん痛みが出てきて歩くのも大変な”ネンザ”
世間の常識とはチョット違う方法で”足首のズレをなくして、早く自然に
治す方法”を紹介いたします
1.足首のズレを防ぎ、早く治す方法-ただし覚悟が必要です-
ネンザをしたら、普通は
1.安静にする 2.患部を冷やす 3.患部を固定する 4.患部を高く持ち上げる
ハレが引いて、症状が落ち着いたら、5.温める
といったことが言われていますが
今回ご紹介するのは
最初から”温めます”
したがって
・より痛みが強くなる
・一時的に腫れがひどくなる
ということが出てきます
上記の2点に不安なく自身のカラダを信じて
”動じない”方だけ実践してください
2.なぜ温めた方がいいのか?
よけいに痛くなるし、腫れるのに
なぜ”温める”のか?
それは
からだの自然治癒力を最大限に引き出すためです
人間、温めるコトでカラダが活性化します
発熱すれば、体内の悪いモノに反応して正常化させようとします
ウミも、白血球が体内のばい菌と闘ったあとの残骸でもあります
ネンザすると、足首の骨組みや、筋肉に無理な力がかかって狂ってきます
それを内出血などによって、腫れさせることで狂った箇所の修復をはかり
始めているのです
そのとき、熱をもってズキズキと痛みが激しくなりますが
まさに患部が”ネンザ”という非常事態に対処しようとする働きなのです
”冷やす”ということは
感覚をマヒさせる効果があります
同時に体内の活動を鈍くさせる働きがあります
”冷やす”ことで、痛みという感覚をマヒさせて
腫れの進行を遅らせるという効果があります
だから
”冷やせば”
一時的に痛みが引いていくような感じになります
ただし
患部が動かなくなるので、冷やし続けて変な固定をすると
足首が自然に元に戻る力を失い、狂ったまま固定化する恐れがあります
そのまま痛みがないまま
足首が狂ったままになって、あとでヒザやら腰など全身に影響を及ぼすのです
3.覚悟はいいですか?-実際にやってみましょう-
この記事を読んで、トライしてみたい方
覚悟はいいでしょうか? 決して無理は強いません
途中で痛みやハレが強くなって不安になって投げ出すと
まったく意味がありませんので、慎重にご決断ください
温める際には”足湯”が手っ取り早いです
捻挫したところをカバーできる、お湯(42~43度)につかります
時間にして1セット5~6分です。できれば2~3セット。
しかし長時間の足湯は弛み過ぎて、再ネンザの恐れがあるので禁物です
わたしも過去
何でもない平地を歩いて時に、足首が内側にスルっと倒れた
”ネンザ”をやってしまいました
ハタから見ていた人は
「何でもない平地で、どうしたらあんな派手な捻挫をすることができるの?」
と不思議がるくらい、見事な捻挫でした
数時間もしないうちに
ハレてきて痛みも強くなりました
すでにマトモに歩けません
痛くて、痛くて家の中では、ほとんど動けません
トイレには四つん這いになって、はって行くくらいです
しかし明日以降も仕事の予定があって
忙しくなることが予想されていたので
意を決して”ネンザ”した足首を”お湯”で温めることにしました
4.予想通り痛かったけど、翌日は劇的な変化でした
足湯をしてから2~3分すると
痛い足が、どんどん痛くなって「痛っッッ!」と唸ってしまうぐらいです
足の腫れもドンドン拡がって、足首のネンザなのに、足先近くまで腫れが拡がっていきます
慣れない、自分のカラダを信じ切る自信がないと
ここで折れてしまいます。しかし、そのまま通します
翌朝になって起きてみると、あれ不思議!
痛みが少し残っていますが、ハレていた”青い”のがスッと引いていました
足首を使わないようにして、出来れば安静にしたいのですが
仕事を休めないので、少々痛くても普通に出勤しました
しかしその晩は、かなり痛みが引いたかな?という感じです
翌々日の朝には
ほとんど痛みが気にならないくらいでした
それ以降は、捻挫したことすら忘れたような感じでした
足首には一切違和感がありませんでした
以上、自分の”痛~い”体験ですが、治る経過が
ずいぶん早かったのは確かでした
5.足湯をしたくない、痛いのが苦手な方には…
そうは言っても、先の4の実体験の記事を読んで
「嫌だ!そこまで痛いのをガマンしたくない! 足湯したくない!」
という方には
ネンザした足首を
自分の手のひらで”覆う”ように
手あて”愉氣”をしましょう
時間がかかりますが
こちらなら、比較的安全で痛みも強く出てきません
ネンザの整体操法として
操者の人が「受け手のカカトに手をもって、反対の手を足先に持って
カカトの骨の状況と、相手の呼吸を見ながらスッと引く。つぎに
一瞬”こくっ”とわずかな手ごたえを感じたら、さらに引いて戻す」
というやり方ですが、操法するタイミングや技術が非常に高度です
以上、奇想天外かもしれませんが
人間”温めると”、カラダが活性化して自然治癒力が向上し
”冷やすと”、鈍くなって固定化し、マヒします
脳溢血時、ヤケドで患部を冷やす、熱中症で頭のてっぺんを冷やすなど
一部例外がありますが、カラダのトラブル時は”温める”のが基本です
(おわり)
根本改善整体らくしんかん
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