整体の目的とは?-”野口整体”の整体観を研究する

根本改善整体らくしんかん・ナガミです

 

整体って言うと

肩こりをほぐすのだとか、腰が痛いのを治せばいい

とにかく悪いところを治せば良いという風潮がありますが

 

自分にとって

都合の悪いところを他人に治してもらう

ただ痛みが無くなれば良い、悪いところが治れば良い

 

であれば、ただの”カラダの治しの技術”になってしまって

心身ともに、その人が”整体”を通じて

さらに良くなろうということがないんですね

 

逆に”整体”が『治す技術』に走れば

便利な道具にすぎなくなってしまうんですね

いまはお寺で”整体”をやりはじめているので

仏教の思想ではないんですが

”生老病死”

というのがありますね

 

これは人間だけでなく

自然界の生き物すべてに、あてはまりますね

逆らいようのない『自然の摂理』なんですね

 

整体法を創始された

『野口晴哉先生(19111976歿』」

”整体観”として、こう仰られております

 

-熱が出るのも健康だし、熱が下がるのも健康なのです

 

-みんな病気が治ることを自然良能だと言うが

 エネルギーが余分になったときは、病気になること自体

 自然良能に気づかない

 

-病気になっていること、病気になるということも

 病気が治っていくということも、体の自然の平衡作用なのです

 

疲れがたまるとくたびれる、長年の運動の偏り歪みが

生じてくると、カラダが不調になるし、病気にもなる。

”因縁(いんねん)”ではありませんが、何かがあるから

病気になる。これって自然な流れですね

 

さらに人間は生きるために、自分で良くなろうという

本能もある。よく自然治癒力と言われていますね

 

まさに「整体」は

自然にそって、その人が元気に活きられるように

仕向けて行くのが、整体の目的です

(おわり)

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