足元を大切に!-からだを支えるのは”足”だ!

2021.04.14

足が大事-あなたの”足元”をチェックしてください

”根本改善整体らくしんかん”は、あなたの”足元”をしっかり見ます。

こんな言い方すると、「なんだアイツは、ヒトの足元を見やがって…」と

悪い意味でとらえがちですが、あなたのカラダのコトを考えると”足元”は

とっても大事なコトなんです。

 

人間は二足歩行するうえで、全体重が足元にかかります。

さらに歩いたり、走ったりするだけでなく、跳んだり、かがんだりと

他の動物にはない、複雑な運動を無意識に行いながら日々生きています。

 

その足元が不調になると、からだを支える土台がダメになる事ですから

足から上にある”ヒザ”、”腰”だけでなく、背骨を通じて”頭”や”腕”まで

その影響が及んでしまうのです。

 

だから”足元”をしっかり見る必要があるのです。

 

自分にもわからない”自分の足元のクセ”

断言しますが、人間はまっすぐ歩くことはできません。

えっー、そんなバカな…と思われるかもしれませんが、

海水浴場で見かける”スイカ割り”を思い出してください。

 

やったことがある人にはわかると思いますが

目隠しをしてスイカがあると思ったところへ行っても

実はとんでもないところに行っていたという経験がありませんか?

 

人間には足のクセ、股関節や骨盤などのカラダのクセがあって

まっすぐ歩いているつもりでも、微妙に方向が狂ってしまうのです。

 

それを脳で無意識に修正しながら、目的のところまで歩けるようにしているのです。

ちょっと難しいコトを書きましたが、わかりやすい例をあげてみましょう。

 

あなたの左右の靴底のすり減り具合をチェックしてください

あなたが履きなれている”靴底”の減り具合をチェックしてください。

まず大ざっぱに左右の靴のすり減り度合いを比べてみて下さい。

たいていの方は、左右の靴が均等にすり減っていないことに気づくと思います。

 

この時点で、あなたのカラダの重心は

左右に対して50対50の均等にかかっていないことに気づくはずです。

これが”体重心の偏り”なのです。

 

えーっ!体重心が偏っているって異常なの? 

と思わるかもしれませんが、これは程度の差こそあれ誰でもあることなのです。

 

いちばんわかりやすい例が

右利き、左利きといった”手の利き腕”と同じく、

足にも”軸足”と”利き足”の傾向があるのです。

 

足の軸足(じくあし)、利き足(ききあし)とは?

学校のグラウンドでのランニングを思い出してください。

あるいはベースランニングでもOKですよ、プロ野球の試合を思い出してください。

グラウンドにはトラックがありましたね、通常は”反時計回り”に走りましたね。

 

左足が軸足となって、左側のカラダを内側に傾けて走っていた記憶がありませんか?

 

一般的な傾向ですが、多くは左足が軸足となり、左足のカカト付近に体重がのる傾向があります

反対の右足は、方向を決める”舵取り”役となって「利き足」の役割りを果たします。

若い人はさほどありませんが、中年以降になると右足の外側がすり減り度合いが大きくなります。

 

これで人間は、左右が均等でないことを運命づけられているようなものです。

そこから、その人の骨格状態や、運動特性、長年の生活習慣から微妙に、足元にかかる

体重差の偏りがどんどん大きくなってくるのです。

 

これが極端になると、土台が大きく歪んで、足元より上の構造物である

ヒザや骨盤、背骨なども悪影響を及ぼすのです。

 

足元を大事に!-”足”の歪みと不調を防ぐために

もう言うまでもありませんが

全身を支えるのは”両方の足”です。しかも左右の足で、足の指先からカカトまでが大切です。

足の指先は、足指に力の入ることが歩くときに重要になります。

 

足指に力が入らなくなると、カカトに重心をかけてドスンドスンと歩くことになります。

とくに先の尖った靴や、ハイヒールなどは”足の指先”が窮屈になり、地面につきづらくなります。

 

ヒール先のすり減り度合いが、大きい方は要注意です。足の指先に力が入らず、カカト重心になり

カカトまわりが堅くなります。ふくらはぎや太ももの外側がいつもはったような感じにもなります。

骨盤が後屈し、腰椎4・5番に負担がかかって硬直してしまいます。

 

これが腰痛、肩こりだけでなく、慢性的な冷え性や、生殖器系統のトラブルの元になります。

 

中高年になったら”足元”を大事に!

中高年になると、さすが若い頃と違って筋力が衰えてきます。

そうすると両足の左右の重心の偏りが大きくなるだけでなくて、どんどん外側へズレていきます。

つまり足の筋力も衰えてきますので、長時間立ち姿勢がキツクなってくるのです。

 

まず、足がガニ股になって外へと開いていきます。足首も太くなり、ふくらはぎもはって

足が太くなったように見えてきます。見た目も恰好が悪いのですが、足先も外側へと重心が

偏るので”ネンザ”しやすくなったり、捻挫グセを起こしたり、ヒザを痛めたりします。

 

まずは足元の偏り、歪みを調整することから

まず、大きく歪んで崩れた”足元を調整”することが非常に大事になります。

ただ全体重を支える”足元”なので、足元の調整は”すぐに””かんたん”には行きません。

根気よく続けていかなければなりません。

 

またグキパキポキなど、無理なコトをすると

歩いたりする時に痛みなどの違和感で、足のバランスをさらに失わせて事態を悪くさせます。

 

”快感”や”快運動”の原則で、根気よく整体調整を行います。

 

整体を受けている方の感覚として

足元が偏って歪むと、足の重心が大きく外側へズレてしまいます。

整体を行う前に、その足元のズレ度合いをチェックして感じてもらいます。

 

わかりやすい方向性として

足の内側、つまり足の親指側に重心が寄せるように持っていく事です。

そうすると足もほっそりと、スッキリして、背筋がたったようにして

カラダがすっと伸びたような快感を得るコトができます。

 

当根本改善整体らくしんかんでは

かなりの時間をかけて”足元”の調整を行いますが、

今後、当ブログで、その手法をわかりやすく公開していきます

 

(参考文献:朱鯨亭・別所愉庵先生著 操法テキスト基本編)

(つづく)

根本改善整体らくしんかん

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