腰痛の原因-”腰椎5番のねじれ”はこうして改善させる!

2021.05.08

腰痛の原因-”腰椎5番のねじれ”を正す方法

くりかえすギックリ腰、起き上がりや、かがんだりした時に痛む”腰”。

その主たる原因は、骨盤のつけ根にある背骨”腰椎5番”の捻れです。

腰椎5番が捻じれると、腰痛だけではなく、足が弱る、前立腺・膀胱の異状、

呼吸器系統の異常、姿勢の歪み、パニック症候群に、自律神経等のトラブルなど、多岐にわたります。

腰椎5番の捻れの簡単な見つけ方と、比較的かんたんにできる整体操法を紹介します。

 

もくじ

0.かんたん自己紹介-4行だけで終わります

1.腰椎5番”ねじれ”の見つけ方-①背骨の観察法

2.腰椎5番”ねじれ”の見つけ方-②簡単・うつ伏せで足を見る方法

3.操法①-おしり下の”太もも裏の外側”を軽く弾く

4.操法②-腰椎5番の背骨ワキを押さえる

5.操法③-余裕のある方に、これもやれば完璧です

6.腰が悪いと全身に悪影響を及ぼす

0.かんたん自己紹介-4行だけで終わります

みるみる根本改善整体らくしんかん・代表のナガミです。

広島市で”手あて”ベースの整体をおこなっています。更年期から70・80歳代の高齢の方も、

”温かい手で極楽にいる気分になる”・”心も身体もスッキリ軽くなる”と、ご好評をいただいています。

高齢の方にも、無理なく根本改善はかるために、整体の発祥である”野口整体”も研究しています。

1.腰椎5番”ねじれ”の見つけ方-その①背骨の観察法

いちばんカンタンなのは、

背骨をひとつひとつ触って数えて、腰椎5番の状況を観察できれば一番いいのです。

 

指先で触れれることができるのは、

大きな背骨のほねのてっぺんにある部分が

”棘突起(きょくとっき)”という部分です。

 

腰椎5番という背骨全体を大きな”氷山”にたとえたら、

”棘突起”は、海面からわずかに出ている部分だと思ったらよいと思います。

この海面から出ている部分を観察して、背骨全体を把握します。

 

背骨は、首の骨である頸椎は7個、首の下からあばら骨の下までの胸椎は12個

そして最後の骨盤にいたる腰椎は5個あります。相手をうつ伏せで寝てもらうか

坐ってもらって、背面から背骨を数えると同時に棘突起の状況を調べるのです。

 

背骨を数えて、調べろ。とカンタンに書きましたが、実はコレが大変!

相手を薄着にさせて、なおかつ、うつ伏せで寝てもらってから調べるのがイチバン良いのですが、

慣れないと背骨の棘突起を把握するのが難しく、数えるのも大変です。

 

この背骨の観察、大変なのですが

幸い腰椎5番は、骨盤のスグうえにあります。

だから数える時は、そんなに苦労はしないと思います。

 

腰椎5番とおぼしき棘突起に触れたら

棘突起を左右から軽く押してみましょう。

 

右に押した時と、左に押した時と違うコトがあります。

例えば右に押したら行きやすかったけど、左に押したら行きにくかった。

そういう場合は腰椎5番が捻じれている可能性があります。

 

さらに、

上にあるお隣りの腰椎4番や3番も同様に左右に押してみて、

比べてみるとわかりやすいです。

 

次に腰椎5番の棘突起左右を、

それぞれ上から下へ指で軽くなぞってみます。

 

上側はなめらかなのに、下へなぞると引っかかりがある。

上はなめらかなのに、下側は引っかかりがある。

この場合も腰椎5番が捻じれている可能性があります。

 

引き続きうつ伏せ寝のまま、骨盤の状態も観察します。

骨盤自体が、左右どちらかに捻れていたり

左右のどちらかが上方向にあがっていたら

これも腰椎5番が捻じれている可能性があります。

 

観察方法はこれ以外にもありますが、

ちょっと訓練しないと難しいトコロもあります。

次はもっと簡単な目安となる観察法をご紹介します。

 

2.腰椎5番”ねじれ”の見つけ方-②簡単・うつ伏せで足を見る方法

そんな!背骨を数えて観察なんて、難しくてできない!

 

たしかにそうです!

プロでも背骨を数えて正確に観察するのは決して容易ではありません。

 

では、もっとわかりやすい方法をご紹介します。

これなら誰でもわかりやすいと思いますので、”めやす”としてご活用ください。

 

相手の方に”うつ伏せ”で寝てもらいます。

そのときに足元を観察します。通常なら足先は内側に向いていますが

片方の足先が外側に向いたり、立っていたりすると、腰椎5番が捻じれている可能性があります。

 

 

ただし、あくまでも”めやす”です。

なぜ”目安”かというと、女性など股関節が柔らかい人、あるいは足などに故障がある方は

そのまま足が外側に向いたり、立たないケースがあるからです。

そうなると見過ごしてしまいます。

 

足のカカトがツンと上方向に向いている場合は、アキレス腱が堅くなっています。

ちょっとしたことでアキレス腱が切れるコトがありますので、慎重に足を動かすようにしてください。

 

参考までにアイウオッチの表紙写真のように

両足が外側に向いて、オットセイの尾ひれになっている状態は腰椎5番だけなく

腰椎4番も捻じれている可能性があります。

 

下の写真を参考に

どちら側の足先が外側を向いているか、あるいは立っているかを

チェックして、簡単な整体操法に入っていきましょう。

3.操法①-おしり下の”ふともも裏・外側”を軽くはじく

足先が外側に向いている、あるいは立っている側の

”太もも裏の外側”は重心がかかり過ぎて、かなり堅くなっています。

 

人によっては、お尻の下から太もも裏の外側がカチンカチンになっていたり

ヌルヌルとアブラが乗っかっているような感じの時もあります。

(下の写真の①の例。写真は仮に左足を対象としています)

 

これが足を弱らせ、腰椎5番が捻じれてくる原因でもあります。

 

これを手で、軽く弾いてあげます。

セルフケアでは、やりづらいです。

 

まずは2人一組になって、受ける人はうつ伏せで寝ます。

操法を行う人は、両手をあわせて重ねます。人差し指から小指までの4本の指は

左右重ねてあわせて太もも裏の外側におきます。親指を重ねて内側から外側へと

軽く筋肉のスジを弾いて弛めてあげます。

 

軽くやるだけでも、かなり痛く感じますので

あまり力を入れないでください。スジを痛めりします。

 

股関節に問題がなければ、この太もも裏の外側を弾いてあげるだけでも

腰椎5番の捻れが解消されていき、足先も外側から内側へと向くようになってきます。

 

さらに足の堅さや、疲れも取れてきて足腰もスッキリしてきます。

 

4.操法②-腰椎5番の背骨ワキをおさえる

そのまま相手をうつ伏せにさせたまま、操法する人は

骨盤のうえにある背骨である。腰椎5番の背骨の棘突起の両側ワキを

左右の親指で捉えてみましょう。

 

腰椎5番の骨のキワを押さえることになります。

このキワから、ぐっーと背骨である棘突起に向けて下に押圧します。

 

左右からそれぞれ押してみて、ヌルっとしたものがある。

堅いモノがあれば、そちら側を対象にして集中的に押圧します。

 

注意することは、結構痛く感じるコトがありますので、

あまり操法する人の指が痛くなるくらいにグリグリと押さえ込むのは

危ないので止めて下さい。

 

たいていは

先の足先が外側に向いていた足の反対側にでることがあります。

(下の写真②ですが、足先が外に向いた足とは反対側から押さえます)

 

わからなければ

とりあえず腰椎5番の棘突起の左右のキワを押さえ込んで

変化しない、堅いまま、ヌルっとしていると異状を感じた側だけを

途中から集中的に愉氣しながら軽く押し下げればいいです。

 

ちなみに棘突起のキワでなく、棘突起から左右1センチ以内を

じっと手の指のハラで軽く押圧すれば、堅いアキレス腱が弛んできます。

 

5.操法③-余裕がある方に、ここもやれば完璧です

先の4.5で

”足先が外に向いている側の太ももウラの外側を軽く弾く・写真①”

”腰椎5番の異状を感じる側のキワを押さえる・写真②”

を行えば、腰椎5番の異状からくる腰痛、腰椎5番の捻れの調整、足腰の異状などが

スッキリしてきますが

 

少し整体の専門的になり難しいのですが、

余裕があれば

 

肩胛骨下の背骨である”胸椎8番”の、

両ワキを押さえてヌルっとしたなどの異状があれば

弾いておきます(写真③)。

 

胸椎8番は副腎、胃袋、心臓などにも絡みますし、

心理面では恐怖感情にもつながってきます。

 

次に、左右の肩胛骨の中央付近にある胸椎3・4番の捻れも修正しますが

これは鎖骨の内側を弛めていきます。左右の鎖骨の内側で、胸の中央でなくて

腕よりのラインをやさしく弛めていくと、胸椎3・4番が調整されます。

(胸椎3・4番は、上の写真④のあたりになります)

 

胸椎3番は肺などの呼吸器、胸椎4番は心臓などにつながるほか

自律神経系統や、首や肘などの腕の系統ともつながってきます。

 

あとは仙椎ですが、細かく言うと仙椎2・4番ですが、これは探すのが難しい。

骨盤の中央にある”カメの甲羅”みたいな仙椎全体を、手のひらで愉氣するだけでも

変わっていきます。

 

仙椎は腰痛とも密接な関わり合いがありますが、膀胱から小便にも関係します。

女性の場合は生殖器、男性の場合は前立腺のほか、睾丸にも関係します。

要は男女とも生殖器系統なんですね。

 

6.腰を悪いと全身に悪影響が及ぶ

腰椎5番が捻じれたり、異状を起こすと、下は足や、仙椎、骨盤へと

上は背骨をつうじて、内臓や自律神経に首や腕などにも影響が及びます。

 

早いハナシ、

”腰痛”だからと言って”腰”だけの問題では済まないのです。

腰はカンジン(肝心)・カナメ(要)の”腰”です。

 

腰を調整することは、全身を調整することになると

知っていただけると、ありがたいかと思います。

 

最後に、今回ご紹介した整体操法は、

はじめての方にもその通り行えば一定の効果がでるように

わかりやすく簡略化していますが

 

実際にやれば難しいところがあります。

 

どうも自分では難しいと思う方で、

広島地区の方は、いちどウチへお越しになって、

根本改善整体を受けてください。

 

腰がスッとラクになって、姿勢も立ってきて

10歳若返ったようになった感じになって、

気持ち良くお帰りになれますよ。

 

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(おわり)

 

 

 

 

 

 

 



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