熱中症を防げ!-梅雨どきの足腰の疲れを解消しよう
2021.07.14
梅雨明けなのに、腰が痛いという人が増えています
広島では梅雨明け宣言がされて、いよいよ本格的な夏を迎えました。
西日本では、ことしの梅雨は長かったですね。5月の中旬に梅雨に入って湿りがちな日が続きました。
コロナの緊急事態宣言もあいまって、外出自粛やテレワークで自宅に閉じこもっていたせいか、
とくに腰に異状を訴える人が多いんです。足にも特徴的な異状があります。
梅雨時の疲れが出てしまっているようです。早めに身体を調整して厳しい夏に備える必要があります。
腰の左側が痛い人が続出しています
先週末、自営業をなさっている60代男性の方が訪ねて来られて、
自宅の庭先で、しゃがんで長時間におよんで草むしりをしていたせいか
腰が痛いとおっしゃって、たずねて来られました。
そこそこ歩けるのですが、足があがらず長時間の歩行がつらいとのことです。
腰もかがんだり、起こすと痛みがあるとことですが、一番キツいのは、寝て起きて
”からだ”を起こす際に、ちょっとでも身体を捻じったら”痛っ!”となるそうです。
整体前に、立った状態で少し左右に腰を捻じってもらいました。
左右に捻じると痛そうなのですが、左側がとくに捻じりにくそうでした。
あお向けに寝てもらい、足先を拝見すると
足の指先が縮んで冷たくなっていました。指先に力が入りぱなっしで弛みません。
しかもアキレス腱をさわるとガチガチになって縮んでいます。
うつ伏せに寝てもらい、背中や骨盤を観察します。
骨盤である腰骨の上部の左側が、まな板のようにガチガチです。
この腰の左側を少し押圧すると、かなりの痛みを感じるというコトです。
同じように骨盤の下の太もものウラもガチガチです。
これだと歩いても足があがらなくて、長時間歩くのがツラいのは当然です。
この場合、腰の痛い箇所や堅い箇所をゴリゴリと揉んでしまうと
かえって堅くなったり、痛みが強くなって揉み返しとなって、ひどくなります。
コチラの男性に限らず、この6月後半以降
腰に異状を訴える方の多くに、左側の腰や、左足に異状があるケースが多いのです。
逆に腰痛でなくても、意外に左側の骨盤や左足先に問題がある方もよくあります。
時間と手間はかかりますが
腰の痛くて堅い箇所など異常箇所を、ふんわりと押さえて力は決して入れません。
ふわりと押さえている箇所が馴染んで気持ち良くなってきたかな~思ったら
相手の吐く息にそってスーッと押さえて、吐き切りでポッと放すと
一瞬で堅くなっていた異常箇所が弛んできて、正常に戻ろうとします。
これは整体を受けている方も、非常に気持ち良く感じます。
感じとしては「痛キモチ良い~!もっと追いかけて~!」という感じです。
「あ~そこ、そこよ!そこ!すっごい気持ち良い!」と声がすることもあります。
こちらの男性も足や腰がすっかり弛んできました。
腰も整体前よりも大きく左右に捻じることができて、痛みも気にならないとの
ことでした。
とくに腰痛でなくても、結果的に左腰・左足に問題があったケースを紹介します。
今週初めに、お見えになった50代の女性は、左側の肩と首に違和感を感じて
尋ねて来られましたが、お身体をじっくり拝見すると、左足と左腰に同様な
異状が見受けられて、足腰を改善することから始めました。
熱中症にならないために-梅雨時の疲れた身体をひきずらない
ご高齢の方のなかには左足首がむくんだり、静脈瘤が気になって
尋ねて来られますが、梅雨時の湿気は”むくみ”や”静脈瘤”にはかなり影響が大きいのです。
足先への血流が悪くなって、血液や体液がよどみ循環機能と腎臓が疲れてきます。
腎臓や循環機能がくたびれると、これからの猛暑を乗り切るのがツラくなり
熱中症にかかりやすくなります。とくに高齢の方には注意が必要です。
そういった意味で
足元・腰に違和感を感じた方、梅雨時のだるい・重苦しさを感じたままの方
早めに根本改善整体を受けてください。
(おわり)
根本改善整体らくしんかんHP