熱中症を防げ!-梅雨どきの足腰の疲れを解消しよう
梅雨明けなのに、腰が痛いという人が増えています
広島では梅雨明け宣言がされて、いよいよ本格的な夏を迎えました。
西日本では、ことしの梅雨は長かったですね。5月の中旬に梅雨に入って湿りがちな日が続きました。
コロナの緊急事態宣言もあいまって、外出自粛やテレワークで自宅に閉じこもっていたせいか、
とくに腰に異状を訴える人が多いんです。足にも特徴的な異状があります。
梅雨時の疲れが出てしまっているようです。早めに身体を調整して厳しい夏に備える必要があります。
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草津古民家マチゴト・夏の風物詩・ガマを生けてみました
腰の左側が痛い人が続出しています
先週末、自営業をなさっている60代男性の方が訪ねて来られて、
自宅の庭先で、しゃがんで長時間におよんで草むしりをしていたせいか
腰が痛いとおっしゃって、たずねて来られました。
そこそこ歩けるのですが、足があがらず長時間の歩行がつらいとのことです。
腰もかがんだり、起こすと痛みがあるとことですが、一番キツいのは、寝て起きて
”からだ”を起こす際に、ちょっとでも身体を捻じったら”痛っ!”となるそうです。
整体前に、立った状態で少し左右に腰を捻じってもらいました。
左右に捻じると痛そうなのですが、左側がとくに捻じりにくそうでした。
あお向けに寝てもらい、足先を拝見すると
足の指先が縮んで冷たくなっていました。指先に力が入りぱなっしで弛みません。
しかもアキレス腱をさわるとガチガチになって縮んでいます。
うつ伏せに寝てもらい、背中や骨盤を観察します。
骨盤である腰骨の上部の左側が、まな板のようにガチガチです。
この腰の左側を少し押圧すると、かなりの痛みを感じるというコトです。
同じように骨盤の下の太もものウラもガチガチです。
これだと歩いても足があがらなくて、長時間歩くのがツラいのは当然です。
この場合、腰の痛い箇所や堅い箇所をゴリゴリと揉んでしまうと
かえって堅くなったり、痛みが強くなって揉み返しとなって、ひどくなります。
コチラの男性に限らず、この6月後半以降
腰に異状を訴える方の多くに、左側の腰や、左足に異状があるケースが多いのです。
逆に腰痛でなくても、意外に左側の骨盤や左足先に問題がある方もよくあります。
時間と手間はかかりますが
腰の痛くて堅い箇所など異常箇所を、ふんわりと押さえて力は決して入れません。
ふわりと押さえている箇所が馴染んで気持ち良くなってきたかな~思ったら
相手の吐く息にそってスーッと押さえて、吐き切りでポッと放すと
一瞬で堅くなっていた異常箇所が弛んできて、正常に戻ろうとします。
これは整体を受けている方も、非常に気持ち良く感じます。
感じとしては「痛キモチ良い~!もっと追いかけて~!」という感じです。
「あ~そこ、そこよ!そこ!すっごい気持ち良い!」と声がすることもあります。
こちらの男性も足や腰がすっかり弛んできました。
腰も整体前よりも大きく左右に捻じることができて、痛みも気にならないとの
ことでした。
とくに腰痛でなくても、結果的に左腰・左足に問題があったケースを紹介します。
今週初めに、お見えになった50代の女性は、左側の肩と首に違和感を感じて
尋ねて来られましたが、お身体をじっくり拝見すると、左足と左腰に同様な
異状が見受けられて、足腰を改善することから始めました。
熱中症にならないために-梅雨時の疲れた身体をひきずらない
ご高齢の方のなかには左足首がむくんだり、静脈瘤が気になって
尋ねて来られますが、梅雨時の湿気は”むくみ”や”静脈瘤”にはかなり影響が大きいのです。
足先への血流が悪くなって、血液や体液がよどみ循環機能と腎臓が疲れてきます。
腎臓や循環機能がくたびれると、これからの猛暑を乗り切るのがツラくなり
熱中症にかかりやすくなります。とくに高齢の方には注意が必要です。
そういった意味で
足元・腰に違和感を感じた方、梅雨時のだるい・重苦しさを感じたままの方
早めに根本改善整体を受けてください。
(おわり)
根本改善整体らくしんかんHP