サウナは特別な場所⁈-フィンランド人に教えてもらいました

フィンランドサウナには特別な意味がある

『サウナ』という言葉はフィンランド語ですが、

日本でもサウナ愛好者が、どんどん増えていますね。

 

『サウナ』に入ると、サウナストーンのうえに水をかけると

『ロゥリュ』と言って、ジワッと熱~い蒸気がたちこめますね。

 

日本でも、新陳代謝を活発になりダイエット効果など

健康にも良いということで注目されていますが。

 

フィンランドでは

もっと深い意味で『ロゥリュ』をとらえているようです。

今回フィンランドの方に教えてもらいましたので、少し紹介します。

フィンランド人にとって「サウナ」は?

フィンランド人にとって、サウナは神聖な場所。

しかも、彼らのフィンランドの神話ではサウナストーブからあがる

蒸気『ロゥリュ』を”サウナの精霊”としているのです。

 

サウナの精霊は、

いろいろな病気を治してくれると

古くから信じられていました。

 

だからフィンランドの人々は

サウナに入るときは、感謝の気持ちを伝えるため

サウナの精霊に向かって”あいさつ”をしていました。

 

しかも

熱したサウナ・ストーンからあがる蒸気『ロゥリュ』は

この世と、あの世をつなぐ道を開くとも信じられていました。

 

『ロゥリュ』の語源は、「魂」や「精霊」からきているようです。

彼らは『ロゥリュ』で、単に身体を洗うだけでなく、魂も清めるんです。

日本でいう「禊(みそぎ)」にも通じますね。

 

教えてくださったフィンランドの方の動画もありますのでご参考ください

YouTube動画:マッティのMoi Suomi

フィンランドでは『ロゥリュ』は”あおがない”

いまや日本のスーパー銭湯などで

『ロゥリュ』をタオルやウチワであおぐサービスが流行っていますが

あれはドイツ式のサービス「アウフグース」といって

フィンランドでは『ロゥリュ』を、あおぐということはしません。

 

ただただ

サウナに立ち上る『ロゥリュ』と静かに向かい合うのですね。

 

いまや日本でもあたり前になっている「サウナ」

元来フィンランドでは、どう捉えているのか少しでも参考になれば

明日から入る「サウナ」も少し違って見えるのではないでしょうか。

(おわり)

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