認知症予防のポイント-睡眠薬とサヨナラしろ!
健康長寿には「認知症予防」が重要ですが
社会福祉協議会さんの依頼で江田島で「認知症予防」講座をしたところ
受講の方から反響がとくに大きかったのが「認知症予防には睡眠薬を手ばなせ!」でした。
高齢者のなかには眠れなくて睡眠薬を服用している方も多いですが、
どうして「認知症」に”睡眠薬”が良くないのか? わかりやすく説明します。
睡眠薬-医学界でも注意を呼び掛けている
医学界でも、睡眠薬には認知機能を低下させたり
認知症を悪化するリスクがあると呼びかけています。(※)
睡眠薬にかぎらず、睡眠導入剤、抗不安薬、抗うつ剤などの向精神薬も
認知機能を低下させる副作用があるということなので、注意が必要です。
(※)参考文献 一般社団法人 日本老年医学会
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015
どうして睡眠薬が認知機能を低下させるのか?
睡眠薬は、神経に作用させて眠らせますが
ちょっと乱暴な言い方をすると、麻酔のごとく
神経をマヒさせるような状態にして、強引に眠らせます。
そうすると睡眠薬を飲んでしばらくして
急に意識がぼぉーとして、何をしているのかわからなくなった。
ということにもなるのです。
実際に私の母(80代)も
以前に睡眠薬のお世話になっており、服用して30分後に
自分が何をしているのかわからないという意識がとんだ状態になって、
家族を慌てさせたことがあります。
もうこうなれば
認知機能低下のリスクがあるどころではありませんね。
睡眠薬を手放せたいけど-不眠でお悩みの方に
睡眠薬が認知機能を低下させ、しかも長期にわたって服用し続ければ
「認知症」へのリスクも大きくなるというのが、わかっていただけると思います。
いちばん良いのは
いますぐ「睡眠薬」を手放すことです。
しかし、睡眠薬を手ばなすと
「眠れなくなる」と心配になってきます。
じつは整体では
『自然で質の高い眠り』に誘導することができるのです。
良い眠りができれば、とうぜん睡眠薬など必要なくなるわけです。
どうしたら良い眠りができるの?
さらに
良い眠りは『認知症予防』にとって大事なコトなんです。
良い眠りができれば、
身体に備わっている”自然治癒力”が最大限に高まります。
しかも疲労が早く抜けて、頭がよく働くのです。
当フィンランド整体らくしんかんでは
どうやって『質の高い睡眠』整体を行うかを
次回あらためて紹介いたしますので、ぜひご参考のうえ
認知症が心配な方、不眠でお悩みの方にお試しいただきたいと思います。
(おわり)
フィンランド整体らくしんかんホームページはコチラ↓↓↓