眠りと体温の関係
2023.04.08
不眠サヨナラ!整体で自然に熟眠と全身の不調の改善を実現させる
広島の導眠整体らくしん館・睡眠健康指導士のナガミです。
今回のテーマは「体温と眠りの関係」です
コロナウイルスで、体温を計る機会が多くなったと思います。
一日のうちで体温も上がったり、下がったりで一定でないことは
ご存知かと思います。
じつは体温の上下が、眠りにも大きく影響しているのです。
このワケを簡単にご説明します。
結論から申し上げますと、
一般的に体温は午後7時から8時にかけて最高となり、
午前4時から5時にかけて最低になると言われています。
起きて運動など活動していると体温が上がるのは当然です。
また交感神経も働くと体温が上がっていきます。
体温が上がった状態だと眠りに入りにくくなります。
いっぽう眠りに入ると、動きが少なくなり副交感神経が
優位になりますので、どんどん眠りに入りやすくなります。
ちなみに夜就寝するころには、体温上昇のピークは過ぎて
逆に体温が低下する頃になります。この就寝時に動いたり
交感神経を働き過ぎると体温が下がらず眠りにくくなるのです。
ところで冬場、フトンの中に入っても足元が寒くて
なかなか寝付けなかったという経験ありませんか?
これについては次回ご説明いたします。
【つづく】
(資料出典 JSES日本睡眠教育機構)