夜寝る時は靴下をはいても良い？－質問にお応えして
2023.04.08
〈質問〉夜寝る時、靴下をはいたまま寝ても良いですか？
不眠よ！サヨナラ。整体で自然に熟眠とからだの不調改善を実現させる
広島市の導眠整体らくしん館のナガミです。（睡眠健康指導士）
どうも冷え性でお悩みの方から、冬場はフトンに足いれると、
冷えて眠りづらいということで、大変多くご質問を寄せられます。
結論を先に申し上げると
「夜寝るとき、靴下は履かないほうが良いのです」
靴下をはいたまま寝ると、寝つきが悪くなってきます。
さらにその後の眠りの質も悪影響を及ぼします。
そのワケは… 眠りと体温が関係しています
その理由に体温との関係があります。
手足などの“末端体温”と、体内の奥の“深部体温”との
関係が眠りに影響してきます。
この手足などの末端体温と深部体温はシーソーの関係で、
末端体温が上がると深部体温が下がるという性質があります。
夜、就寝しようとすると交感神経系の活動が低下します。
交感神経が働くと末端の末梢血管が収縮していますが
逆に低下すると末梢血管が拡張して、手足など外気に触れている
皮膚から放熱がはじまり温かくなってきます。
入眠時には手の皮膚音は通常より約1.5度上昇すると言われています。
この入眠時の熱放熱があるから深部体温が下がって、眠りに入りやすく
なるのです。
したがって靴下などはいていると、熱放散を妨げて
深部体温が下がらず入眠しづらくなるだけでなく、
その後の眠りの質にも悪影響を及ぼすのです。
さらに悪いことにフトンのなかで、靴下をはいたまま寝ると
足自らが体温をあげて放熱するチカラを失うので、冷えが進行して
しまいます。
足の冷えが気になる方は、導眠整体をご体験下さい
電気こたつ（あんか）、電気毛布でもいっしょです。
どうしても就寝時の足の冷えが気になる方は、フトンに入る前に
湯たんぽで少し寝具を温めておくと良いかと思います。
足の冷えが気になる方は、
導眠整体をお受けになられると
「眠りの質向上」と「冷え性改善」が同時に実現できます。
ぜひ一度ご体験下さい。
（下のご予約・お問合せリンクからどうぞ↓↓↓）
（※）深部体温＝体内の温度のことで、直腸に10センチ程度差し込んだ
プローブの先の温度（直腸温）で測定される
【参考先：（一社）日本睡眠教育機構】