7.夜中に”足がつる・こむらがえり”
2023.05.01
足のこむらがえり対処法-お教えします
こんにちは! 広島市西区の導眠整体らくしん館代表・睡眠健康指導士の永見ヤスヒロです。
夜寝ていると「足が攣(つ)って、痛くて眠れなかった」というお悩みをいただきます。
夜中にイキナリ”つってしまう”と、その痛さで”眠れる”どころではありません。
そこで、もし夜中に足が攣りそうな時、攣ってしまった時の対処法をご紹介します。
1.ご自身でできる、就寝前の足つり防止法
足が攣(つ)る原因は、
身体のところどころの筋肉が疲労を起こして硬直している。
冷えで足が硬直している。
水分不足などで腎臓が疲れている時。
主に、この3つが考えられます。
そのために就寝前に
・あお向けに寝て、ゆっくりと足や身体全体を伸ばして堅くなった筋肉をほぐす(※1)
・足を温めておく(※2)
・水分をとる(※3)
注意点ですが
(※1)急に伸ばすと、逆に攣るので注意。余裕があれば体を左右に捻じっておいてください。
(※2)足を温めると、入眠しやすくなります。但し靴下をはいたまま寝ないこと。
参考リンク:夜寝る時、靴下履いて寝ても良い?
(※3)お茶でなく水をチビチビ飲むこと。但し医師から制限を受けた方は注意のこと。
これらを毎晩就寝前に行っておけば、たいていは夜中に足が攣ることは防げます。
2.それでも攣りそうになった時は
もし攣りそうになった時は、
直ちに攣りかけたところの、上の筋肉スジの分かれ目に軽く手のひらで押さえて下さい。
仮に”ふくらはぎ”だったら、上側のヒザに近い筋肉の分け目のはじまりのところを
手のひらで、そっと押します。力押しは禁物です。30秒から1分でおさまってきます。
そのほかに、
・攣るほうの足の拇指(第1指)の根元をつまむ。
・ひざ裏を軽く押さえる。
といった方法があります。
3.足が攣るのは「身体の偏り疲労のサイン」
足が攣るだけでなく、背中が攣ったりするのは、
身体の「偏り疲労」のサインです。これは身体の使い方にクセが生じて
クセが長年にわたると特定の箇所が疲労を起こしてまい、そこの筋肉が硬直してきます。
これが「偏り疲労」で、これを放っておくと厄介な病気の原因もなります。
”攣る”ことは、この疲労がたまって硬直した筋肉を
身体が激しいショックを起こしてまで”治そう”とする自律運動でもあります。
だから攣ること自体は決して悪いことではありませんが、
夜中にひんばんに”攣る”と言う方は、偏り疲労があって眠りの質も良くない傾向が
ありますので、いちど当導眠整体らくしん館へご相談していただくと良いかと思います。
(おわり)
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