8.昼寝の効用-午後からの仕事や勉強のパフォーマンスをあげるには

昼食後に眠気がおそって仕事・勉強の効率が落ちる方に

こんにちは! 広島の導眠整体らくしん館・ナガミです!

昼食後、仕事や勉強中にもかかわらず眠気がおそってくる。そんな経験ありませんか? 

しかし昼寝をすると夜眠れないとか、かえって疲れるということで敬遠される方もいるようですね。

ここでは午後のパフォーマンスを爆上がり、夜も熟睡できる上手な昼寝の取り方をご紹介します。

ズバリ! 短時間の昼寝が効果的‼

昼食後、眠くなったらズバリ”お昼寝”をおススメします

ただし短時間のお昼寝です。

では、どれくらいの時間のお昼寝がおススメかと言えば、年代によって異なります。

 

おおよそですが

・20歳代くらいまでの若い方なら10~15分程度

・30から50歳代くらいまでの働き盛りの方なら15~20分程度

・60歳くらいからのシニアの方なら20~30分程度

が適当だと言われています。

 

わずかな時間のお昼寝が、頭の疲れがとれてきてスッキリしてきます。

とうぜん作業効率もあがってきますので、仕事や勉強の成績アップにつながりますよね。

 

ただし午後も眠くならないなど、無理に昼寝をされる必要はありません。

上手なお昼寝のコツ・その①-本格的に寝込まない

注意したいのは、本格的に眠らないコトです。

お昼寝には、できれば楽な姿勢で静かな環境で眠るのがベストですが

かと言って、おフトンを敷いて本格的に眠る必要はありません。

 

オフィスや教室のイスでラクに眠って良いですし、職場なら休憩室のソファーで

くつろぐのも有りですね。車を運転中なら座席をリクライニングで倒して少し眠りましょう。

 

この後も説明しますが、本格的に眠ると睡眠惰性といって起きる時にダルさを感じて

起き上がりづらかったり、その晩の眠りが悪くなったりで弊害がでてきます。

上手なお昼寝のコツ②ー長時間眠らないコト

お昼寝も、長くても30分くらいが適当です。

1時間以上の長時間の昼寝は、かえって疾病リスクが高くなりますので要注意です。

 

寝る時間帯も、午後1~3時くらいが適当です。

夕方になると、体温があがるなど身体が活動にもっとも適した状態になって

眠りづらくなるうえに、その晩の眠りの質が悪くなったりするので注意が必要です。

 

ちなみに、ギリシャで23,000人あまりの方に調査すると

30分以上の昼寝を習慣的にとっている人と、昼寝の習慣の無い人と比較すると

昼寝の習慣がある人のほうが、無い人に比べて虚血性心疾患による死亡率が低いという

結果がでました。とくに70歳代になると、その差が約2倍にもなったとのことです。

 

逆に1時間以上の長い昼寝をすると、反対に死亡率があがったという結果がでたとのことです。

結論として、短い時間のお昼寝は健康増進に役立ちますが、長時間のお昼寝はリスクを招く

可能性がありますので注意が必要です(※注)。

短時間の昼寝が、アルツハイマー型認知症のリスクを下げる

現在、認知症でもっとも多い”アルツハイマー型疾患”で

昼寝の調査をしたところでは

 

お昼寝をする習慣のない方を”1”としますと、

30分未満のお昼寝の習慣のある方は”0.16”と軽減します。

30分から60分未満のお昼寝で”0.40”と約半分に軽減するという

報告があり、短時間睡眠はアルツハイマー型疾患の予防にも役立つとのことです。

 

逆に1時間以上の昼寝になると、”2.07倍”と認知症発生リスクが高くなるので

長時間のお昼寝には気をつけていただきたいと思います(※注)。

 

(※注)資料参考:(一社)日本睡眠教育機構より ASADA.T Sleep 2000ほか)

(おわり)

 導眠整体らくしん館 代表:永見ヤスヒロ(睡眠健康指導士)

【整体相談室】広島市西区古江西町4-17 BM10ビル106号

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