なぜ夜になると眠たくなるのか?

2023.07.08

夜になると眠たくなるワケ? わかりやすく説明します

”導眠整体で気持ち良く熟睡できる! さらに身体中の不調もどんどん良くなっていく!

広島市の導眠整体らくしん館(上級睡眠健康指導士)のナガミと申します。

あたりまえのように夜になると寝ている方、どうして夜になると眠たくなって寝るのか?

考えたことありますか? 今回そのワケをわかりやすくご説明しますので最後までご覧くださいね。

1.どうして夜になると眠るの?-人には体内時計がある⁈

どうして夜になると眠たくなるのか?

人間の身体には時計があって、そのせいだと言われています。

 

人間には体内時計が備わっていると言われています。

調べると、その周期は24時間と少々らしいのですが

これをリセットして調節しているのが”太陽光”なのです。

 

一日のリズムを刻むうえで

メリハリのある自然刺激はやはり太陽光がダントツです。

 

朝の太陽光で体内時計をリセットして

正常な生活リズムが維持できるのだそうです。

 

ちゃんと体内時計がリセットされれば

目覚まし時計がなくても毎朝決まった時間に起きあがることができるのです。

2.すこし深堀りします。光と眠りのホルモンの関係

夜になると、なぜ眠たくなるのか?

それは眠りを誘う”メラトニン”が、夜暗くなると多く分泌されるからです。

 

このメラトニンという眠りを誘うホルモンですが

明るい昼間は分泌されず、夜暗くなると分泌されるので

夜になると眠たくなるわけです。

 

このメラトニンも太陽光が関係します。

朝、太陽の光を受けると眼の視神経を通して脳の視床下部、

さらに視交叉上核へ伝達されて体内時計がリセットされます。

 

体内時計がリセットされると

12~13時間は代謝が高められ血圧、脈拍も高めに保持されて

覚醒し活動をするのに適します。だから日中から夕方は活発に動けるのです。

 

いっぽう朝の太陽の光を浴びてから

14~16時間になると日が暮れて夜になりますが、この頃にメラトニンが

分泌され始めて体温が下がりはじめて眠りに誘われるわけです。

 

つまり、体内時計のリセットにより

眠りに誘うホルモン”メラトニン”が夜暗くなってくると

多く分泌されてくるので、夜になると眠たくなるわけです。

3.メラトニンがうまく分泌されないと…

ちなみにメラトニンは

就寝中の深夜が最も分泌量が多く、明け方に向かって減ってきます。

 

メラトニンは明るくなると出ないという性質があります。

さきほど申し上げましたが

メラトニンは昼間分泌されず、夜暗くなると

分泌されますが、夜でも室内などが明るいと出づらくなります。

 

就寝時も電灯やスマホのライトで明るいままだと

メラトニンの分泌が妨げられて寝つきが悪くなります。

同時に眠りづらくなるので、眠りの質も低下してきます。

 

眠りに関係するホルモンはメラトニンだけでなく

他とも関係がありますので、眠りの質が低下すると

ホルモンバランスが悪化して、体調を崩す原因になります。

 

また、朝キチンと太陽の光を浴びていないと

体内時計がリセットされず、代謝が低いままになって

思うように調子が出ないだけでなく、夜中に分泌されるはずの

メラトニンもうまく分泌されずに、不眠に陥る恐れがあります。

4.昼間は調子よく活動、夜はぐっすり眠るためには

昼間はお仕事や勉強にパフォーマンスを高めて

夜は気持ち良く熟睡するには、太陽光と言った

“光”をうまく利用することです。

 

朝目覚めたら、カーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。

夜、就寝近くになったら部屋の灯りは暗めにしましょう。

とうぜん就寝時には灯りは消しておきましょう。

まとめ、気持ち良く熟睡するために

「朝明るく、夜暗く」を心がけて生活を続けることが、

眠りの質を高めて熟睡生活を実現する第一歩です。

(おわり)(参考資料出典:一社 日本睡眠教育機構より)

 

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