不眠よサヨナラ!-熟睡できるヒント②
2023.12.29
熟睡できる!眠りの質を向上させる導眠整体の中身ご紹介します
広島市の導眠整体らくしん館(兼・上級睡眠健康指導士)のナガミです。
不眠の方。いい眠りができない方。そして熟睡がうまくできないことで疲れがとれなくて
いつも体調を崩し気味の方。こういった方のお身体に直接”やさしく”触れることから
導眠整体をおこなうことで、不眠を解消し、眠りの質を向上して熟睡ができて、体調も良くなります。
では実際には、どこに働きかけて、どんな整体法をするのか? そのひとつをご紹介します。
不眠改善のポイントは”あたま(頭)”です
これは「頭を使え!」とか「頭で考えて使う」という意味ではありません。
導眠整体をするうえでは、直接クライアントさんの頭に触れながら操法をしていきます。
実際にクライアントさんの頭に触れてみると、頭皮の緊張や緩みの度合いで
眠りの質の状態、不眠なのか、過眠状態なのか? というのが推察できます。
実践上では、非常に細かくなって誌面がいくらあっても足りなくなるので
ここでは簡単にまとめてご説明します。
神経が緊張すると頭皮がパンパンに張ってくる
ぐっすり眠れる、眠りの質が上げるには
カラダの状態がリラックスできて、神経も適度に弛んでいることが必要条件です。
逆に神経の緊張が続くと、リラックスができなくて眠れなくなるのです。
神経の緊張は”喜怒哀楽”をはじめとした感情など、心の状態に大きく影響します。
これは皆さん経験がありますよね。
夜フトンのなかに入って、イライラ・興奮・心配・恐怖・悲しみなど
神経が緊張した状態だと、なかなか眠れなかったことありませんか?
そうすると神経の緊張状態は、頭にも表出してきます。
実際には頭皮に現れてくるのです。
もう少し具体的に申し上げると
緊張すると頭皮がパンパンに張ってくる状態になります。
わかりやすい例としては、「帽子をかぶる」です。
朝はすんなり被れた帽子が、夕方にはキツくて被りにくかったという体験ありませんか?
これは日中、頭を使って緊張したことで頭皮が張ってしまったのです。
さきほども触れましたが、緊張が高まり過ぎると神経も興奮状態となって眠れませんね。
この神経の状態が頭皮まで連動して緊張させてくるので、
頭皮に直接触れてみると不眠や、眠りの質の度合いがわかってきます。
前頭部の頭皮がパンパンに張ってくると、過敏疲労
頭を覆っている”頭皮”は、意外にも面積が広いので
頭皮の場所によって、身体の特徴や、眠りの状況がわかってきます。
例えば、おでこ(額)の上からの前頭部をあげます。
この前頭部の頭皮がパンパンに張ると、それだけ頭が緊張しています。
とうぜん眠りづらくなりますし、眠りの質も落ちてきます。
こちらの前頭部が極端に張ってくると、神経過敏傾向がでてきます。
眠らないといけないのに眠れないという焦りがでてきますし、
それによる神経疲労から身体の各部にも影響して、体調を崩すことがあります。
頭頂部の緊張は、感情とも影響してくる
つぎに頭頂部です。
頭頂部といえば”頭のてっぺん”ですが、いまひとつピンと来ない方には
”ツノがはえた鬼”を想像してください。だいたい頭のてっぺんに生えていますよね。
その頭頂部の頭皮ですが、ここが緊張してくると、
身体にはこんな特徴があって眠りの質が落ちてきます。
その多くは感情によります。極端な喜怒哀楽もありますが、
たとえば”ガマン”ですね。忍耐に忍耐を重ねること。
つまりガマンを強いられると、人前には表さなくても内面で鬱屈して不健全な状態になるのです。
これが、ある種の何とも言えないイヤな緊張状態となってきます。
そして、
このイヤな緊張状態が頭頂部の頭皮にも表れて眠りの質を悪くさせてしまいます。
いっぽうで身体の内面に鬱屈し続けると精神もむしばんでいきます。
そのために健康的な眠りから遠ざかっていき、心身を壊していくのです。
そのほか、
目の遣いすぎや、食べ過ぎなどの不節制、身体の左右の重心バランスの欠如も
頭頂部に現れて、眠りの質にも悪い影響をしてきます。
肝心な後頭部は…
不眠度や、眠りの質を観察するうえで”後頭部”はもっとも重要です。
後頭部になると、頭の後ろ全体にもなって面積が広く、それだけ細かくなってきますが
今回ここでは、わかりやすく2点あげます。
1点目です。
後頭部がパンパンに張っていることもよくないのですが、
反対に、手の指で触ってみるとズブズブと妙に弛みすぎてもいけません。
これは過眠が原因で生じることがあります。
寝すぎるとかえって、脳の認知機能が低下したり、身体を壊すことがあります。
2点目です。
こちらは後頭骨の落ち方です。後頭骨というと頭蓋骨のひとつです。
脳を守るように頭全体を覆っていますが、首に直結する後ろの方になります。
この後頭骨が首のほうにガタンと落ちてくる現象があると眠りだけでなく、
脳にも何らかの問題があると観ています。
後頭部と眠りは、認知症対策にも関係します
さきの2点目を中心に補足します。
この後頭骨がガクンと落ちるという表現は、導眠整体独特のものです。
わかりやすくいうと、後頭部が後ろに張り出していたり、
後頭骨と首の境い目がつきにくいうえに堅くなっている状態です。
このとき後頭部では、場所によってパンパンに張っていたり、
弛み過ぎていたり、いっぽうで首は上部のほうで堅くなっている特徴があります。
こうなると頭と首とで行き交う血行が悪くなってきます。
そうすると脳に十分な血流がまわっていない可能性があります。
そのために脳がちゃんと働かなくなる可能性があって、脳の認知機能が衰えてきます。
とうぜん眠りにも大きく影響しますし、認知症にも進行する恐れがあります。
したがって
認知症対策の整体的視点からみると、この後頭部と首が重大なポイントになります。
眠りの質をあげる導眠整体法は
頭部は広範囲です。
そのため場所によって、張りや緩みがいたるところにでてきます。
実際に導眠整体法では、手のひらや、指のハラを使って頭皮へ
やさしく触れてチェックしていきます。
緊張して張り過ぎている箇所は、そのまま手をあてながらゆっくりと弛めていきます。
弛み過ぎの場合は、たとえば周囲が逆に緊張しているケースがあります。
これらの周囲を弛めながら調整すると弛み過ぎが改善していきます。
まさに”紙風船”を壊さないように、
触るくらいの極微圧で触れて頭部を調整しています。
間違っても指先でゴリゴリ押すようなことはしません。
やさしく、ていねい触れて整体操法することで
痛みもなく安全で気持ち良く改善していくことができます。
その結果
神経過敏が改善し感情も安定し、頭や首の血行も良くなり、眠りの質をあげることができます。
よくマッサージと思われがちですが、違います。
この導眠整体法は、日本で整体を体系化した野口晴哉先生がまとめあげた
野口整体のなかで「愉氣法(ゆきほう)」を参考にして編み出しました。
この愉氣法ですが
体験すると痛みも感じることなく、たいへん気持ち良いものであります。
導眠整体では、眠りの質の向上のほか、神経系統の復調、心身の改善、脳力向上、
認知症対策として活用しています。
不眠、いまの眠りに満足できていない、何だか体調が思わしくない方
身体を良い方向に変えたいという方、導眠整体らくしん館へご相談ください。
(おわり)
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導眠整体らくしん館 代表:永見ヤスヒロ(上級睡眠健康指導士)
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