夜中にトイレに何回も行くという方に

夜中のトイレ解放、朝までぐっすり眠りたい方へ

広島市の導眠整体らくしん館・ナガミです(兼・上級睡眠健康指導士)。

今年もよろしくお願いします。先日、広島県大竹社協さんのお招きで「眠りと認知症予防」の講座を

開催しました。そのなかで年配の受講者の方から「夜中に何度も目が醒めてトイレに行く」といった

悩みを多く聴きましたので、その対応策をご紹介したいと思います。

トイレが近くなるワケ-身体の構造に原因が…

夜中に何度も目が醒めてトイレに行くという方は

昼間も「頻尿」の傾向があります。

 

これには冬の寒さと

あと”身体上にも原因”があります。

 

なかには服用薬の作用、高血圧や腎機能障害、カフェインやアルコールの摂取、

ホルモンバランスなどが原因となることがあります。

 

ここでは誰でも原因になりやすい例を

ご紹介したいと思います。

寒いと、腰のある部分が捻じれてくるけど..

冬寒くなると、

トイレが近くなることがありますね。

これも身体の構造に原因があるのです。

 

夏の暑い時期は、皮膚の汗腺が開いて

汗で水分がでていくことでトイレの回数が少なくなります。

しかし寒くなると、汗腺が閉じて汗をかきませんので、

どうしても余分な水分は小便として出ていきます。

 

それだけならいいのですが、

寒くなると、下の写真のようにブルブルと身体を縮ませますよね。

この現象が腰椎5番に余計な力が入って捻れやすくなります。

原因は、腰椎5番の捻れ?

腰椎5番という骨は、背骨のひとつで腰に一番近い場所にあります。

背骨のひとつひとつには、身体を支えるだけでなく臓器や手足など

からだのいろいろな部分をコントロールする役割も担っています。

 

腰椎5番は”膀胱(ぼうこう)”の働きに関係しています。

さらに前立腺にも関係してきます。男性に多い前立腺肥大で尿道が圧迫して

小便が出にくくなるトラブルがありますが、整体では腰椎5番が泌尿器・前立腺に

関係しているとみているのです。

 

さきほども申し上げた通り、

腰椎5番は膀胱の働きをコントロールすることで関係しています。

 

もとの腰椎5番が捻じれたりすると、膀胱へコントロールしている神経が過敏となって

さらに膀胱の筋肉も過敏状態となって、そのぶん排尿感が強まってきます。

それがトイレが近くなる大きな原因のひとつなのです。

 

この状態でトイレに駆け込んでも

排尿感の強さに比べて、意外にも大量に出ていないのが特徴です。

 

そうなれば、

もとの腰椎5番の捻れを改善して膀胱への関係性も良くさせて

結果的にトイレに行く回数が少なくさせるのが、課題になります。

 

そのためには、整体では腰椎5番の捻れをとるような操法を行いますが

ご家庭でセルフケアとして頻尿対策ができるものを以下の3つに限定して紹介します。

ご家庭で簡単にできる頻尿対策ケアとは

今回「頻尿」「夜間に目が醒めてトイレに行く」原因のひとつである

”腰椎5番の捻れからくる、膀胱の過敏現象”を改善目的として

代表的なケアは以下の3点になります。

1.あお向けに寝て、ヒザを立てた状態で左右に捻じる

2.足の指をていねいに引っ張る(とくに左足の小指・薬指)

3.太ももの内側を弛めておく(とくに左足)

それぞれ具体的に、やり方をご説明します。

 

1.あお向けに寝て、ヒザを立てた状態で左右に捻じる

ピンポイントで、

自力で腰椎5番を捻じることはたいへん難しいです。

 

そこで就寝前などでフトンのうえで、あお向けになって寝ます。

つぎに両ヒザをそろえながら立てて、左右に交互に倒していきます。

これが結果的に腰を捻じって、腰椎5番にも働きかけていきます。

 

このやり方のメリットは、

簡単で無理がなく気持ち良くできることです。

しかも腰の強張りもとれて、腰回りが楽になるという特徴があります。

 

ただしヒザの角度や少しずつ変えたり、足の位置を微調整しながら

腰椎5番にあてていくという作業をするので、最初のうちは要領がつかみづらくて、

時間がかかることがあります。

2.足の指を引っ張る

ただ

足の指を引っ張るというシンプルなケアですが

これがバカにならないのです。

 

5本ある足の指のなかで

とくに足の小指と薬指が、膀胱の働きに関係しています。

男性の場合は、さらに前立腺にも大きく影響しています。

 

また冷えると足の小指、薬指が縮まってきます。

冷えてトイレが近くなると、足の指の縮みが関係してきます。

 

小指から、足の指を10回以上ていねいに引っ張ってください。

日ごろから足の指を引っ張っておくと、足が冷えないですみます。

図は2人一組で行う例です。力づくだと引っ張ると痛いので

ていねいに、ゆっくり伸ばしてください。

 

繰り返しますが、足の小指・薬指は

膀胱や前立腺をはじめ泌尿器に関係してきますし、足の冷え解消にもつながります。

さらには左足小指は心臓にもつながりますので、マメに足の指を引っ張ることをおススメします。

2人一組になって足指を引っ張る

3.太ももの内側をゆるめる

小便が詰まることで、かえってトイレに頻繁に行くなど

排尿のトラブルは左足の内股が堅くなったり、張ったりします。

 

下の写真のように、やさしく弛めたり

太ももの内側で張って堅くなっている箇所を、

手の指のハラで軽く弾いておきます。

 

とくに左足の内股は

排泄系で、泌尿器に関係します。

 

もともと、左足の太ももの内側は

小便の詰まりなど泌尿器のトラブル解消に

関係がある急所なのです。

 

ちなみに右足は消化器に関係します。

モモの内側のスジを軽く弾く

トイレが近い!泌尿器の問題は”足と腰をケア”するのがポイント

以上3点ですが、

頻尿や夜間に目が醒めてトイレに行くという泌尿器のケアには

足と腰をつかってケアをするのがポイントです。

 

比較的シンプルなので、自身のセルフケアとしてできますし

ご家族でケアしてあげることもできます。

 

しかし、

・正確にやり方を教わりたい!

・実際に体験してみないとわからないので、実地に体験したい!

など、

 

実地指導・体験をご希望の方は

当”導眠整体らくしん館”お気軽にご相談ください。

こちらは”導眠整体+α(整体レギュラーコース)”のなかで追加料金なしで指導いたします。

おまけ

今回は、頻尿現象つまり泌尿器のトラブルで

夜中に目が醒めてトイレに行くというお悩み解決にお答えしました。

 

しかしながら、実際には眠りの質が悪くて

どうしても夜中に目が醒めて、気が付くとトイレに行きたくなった!という

不眠・眠りの不満からくるケースもあります。

 

こちらの対応については、近日に改めて説明をしたいと思います。

(おわり)

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