地域健康活動-とびしま海道・潮待ち、風待ちの島・下蒲刈島編
2024.10.29
ひさびさに”島”での活動です
みなさん、こんにちは!
広島の導眠整体らくしん館・ナガミです
「導眠」文字通り、“眠り”をテーマに
地域の皆さまに“眠りと健康づくり”のお手伝いということで
今回は広島県で瀬戸内海に浮かぶ島
”下蒲刈島(しもかまがりじま)”の”三ノ瀬(さんのせ)”地区で
「眠りの健康講座」をやらせていただきました。
歴史と文化の島・下蒲刈島(しもかまがりじま)
瀬戸内海の安芸灘とびしま海道に属する下蒲刈島は、
とびしま海道のなかで最も西側(広島県・呉市域側)にあります
島の周囲は約16.8キロで
2020年の国勢調査で人口1288人
山がちな小島で、柑橘類とイチゴの栽培がさかんです。
行政区域は現在、広島県呉市に属します。
そして
広島県呉市から安芸灘大橋で繋がって陸伝いに
訪れることができます。
下蒲刈島は古くから瀬戸内海の要衝であり、
むかし帆船が主流だった頃は、“風待ち・潮待ち”の港で栄えていました。
とくに下蒲刈島の三ノ瀬地区では、
瀬戸内海の交通の要衝として古くから栄えてきました。
江戸時代になると、朝鮮通信使節団がこの地を訪れ、
盛大なもてなしを受けたことで知られています。
そのなかでも
「三ノ瀬本陣芸術文化館」は、
朝鮮通信使が宿泊した御本陣の外観を復元し、美術作品を展示して
下蒲刈島の魅力的な観光スポットのひとつとなっています。
地元の方が集まる・下蒲刈島”三ノ瀬集会所”へ
今回は、呉市社会福祉協議会さまを通じて
ご当地の三ノ瀬集会所にお邪魔しました。
山がちな島で、平地が少ないせいか
三ノ瀬集会所は、道路をはさんで海沿いに建てられています。
集会所の階段をあがって2階が今回の会場になります。
お聴きすると
比較的古い建物なので、エレベーターがなく
外に設置されている階段をのぼって2階が、地元の皆さんが集まる
大広間があって、ここで毎月活動されるとのことです。
いまや
高齢者の方が多いなか、公民館も2階にあがるには
エレベーターが設置され始めているなか
こちらの下蒲刈島・三ノ瀬集会所に集われる方は
みなさん階段を上り下りして、2階の大広間にやってくるのです。
お年寄りの方も自力で登ってこられるというのだから
なんという健脚ぶりでしょう。すごいですね。
この集会所は
地区の皆さんにとっては、交流する場だけでなく
たとえば地区内で亡くなった方がいると、この集会所の大広間で
地区の皆さんが集まって葬儀もするのだそうです。
広間には『南無阿弥陀仏』の名号があり
ふだんは閉じられていますが、仏壇も備えられているとのことです。
今回はおおよそ30名の方が集まりました。
今回は”よく眠れるためのセルフケア”実習がメイン
高齢者のご参加が多いなか
参加の皆さまに「眠り」についてお聴きすると
・なかなか寝つけない
・夜中に何度も目がさめて、トイレにいく
というお悩みが多く上がりました。
今回の健康講座は
お時間50分弱ということで
”良い眠り”につくためには
「からだが深いリラックス状態になっていることが大事ですよ」
ということを説明してから
頭・首・肩まわりの
緊張や堅さを解いて、弛めて深いリラックスへと
導くセルフケアをご一緒に行なっていきました。
とくに
肩こりが気になる方が多いので
”強力肩回し”や”じっくり肩揚げストン”のセルフケアを行なったあと
参加者どうしで、2人一組になって
お互いに”強力肩回し”を実習していただきました。
それにより、さらに肩がほぐれて、より深いリラックス感を
得られたという感想もいただきました。
ホント、このまま眠ってしまいそう..
最後は
有志の方に仰向けに寝ていただいて
”導眠体操基本編”として両手両足を伸ばしきって
弛めるなどのケアも体験していただくと
「ホントに、そのまま眠ってしまいそう」
と言われました。
今回は1時間弱という比較的短い時間でしたが
セルフケアを体験しながら、良い眠りに必要な深いリラックス感を体験していただけたことで
好評をいただいたようです。
何よりも
講座中、終始明るい笑顔と、笑い声が絶えなかったのが印象的でした。
(おわり)
導眠整体らくしん館 代表:永見ヤスヒロ(上級睡眠健康指導士)
【整体相談室】広島市西区古江西町4-17 BM10ビル106号
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