好評につき再度の睡眠健康講座を開催
2025.04.27
再び”広島市佐伯区 美隅公民館”での開催でした
2025年(令和7年)4月26日(土)
広島市佐伯区美隅(みすみ)公民館で
出張健康講座を開催しました。
じつは
美隅公民館での開催は2回目で
初回は、ちょうど1年前の2024年4月に
『良い眠りが認知症予防につながる』をテーマに
開催しました。
こちらの講座が非常に評判がよかったので
再度やらせていただくことになりました。
公民館さんも
今回も募集を開始すると、反響が良く
満席になったうえ、キャンセル待ちも出たそうです。
今回もテーマは
『良い眠りが認知症予防につながる』で
昨年と同じですが
前回は
『認知症』の解説に重きをおいて解説しましたのに対し
今回は
『眠りと脳のメカニズム』に重きをおいて
プレゼンテーションのスライドも大半作り直しました。
そのせいか
受講者様の評判も良かったようです。
出席者の半数以上が、不眠など眠りに不満があるということで
たいへん熱心に聴かれ、質問もさかんにでました。

受講者様の質問ー”昼寝”をしても良いのか?
そのなかで
”昼寝”についての質問がありました。
質問された方からは
「夜、眠れないときがあって
その分、昼間に眠たくなることがあります。
昼寝は良くないと聞いたことがありますが、
ほんとうに昼寝は良くないのでしょうか?」
という内容でした。

結論から申し上げると
「昼寝」をされても問題ありません。
ただし、昼寝する時間帯と、眠る時間に注意して下さい。
昼寝をする時間帯は
午後1~3時が最適です。
夕方など遅い時間になると夜の睡眠に影響を及ぼします。
昼寝をする長さですが
今回出席が多かった60歳以上の高齢の方であれば
30分くらいまでが適当です。
若い方は15分程度で
本格的に眠る必要はなく、うたた寝をする程度でOKです。
1時間以上と長時間眠ると
睡眠惰性といって、なかなか目覚められなくなり
起きても長時間にわたって頭や身体が動きづらくなります。
ちなみに
研究によると30分くらいの昼寝だと
認知症リスクが6分の1に減ったというデータがあります。
逆に1時間以上の昼寝だと、認知症リスクが倍に増えたという
データがあります(資料。一社・日本睡眠教育機構より)。
昼寝をすることで
日中のお仕事や勉強が効率よくはかどってきますし
スッキリして日常のパフォーマンスも良くなります。
併せてご参考いただけるとありがたいです。
(おわり)
導眠整体らくしん館