高齢者施設での健康講座から学んだこと
2025.08.10
「喫茶去 鈴が庵」での眠りと健康講座を振り返って
1.活動場所について
今回の活動場所は、広島市にある社会福祉法人・三篠会さんが運営する「喫茶去 鈴が庵」でした。
三篠会さんは、重症児・者福祉医療施設、特別養護老人ホーム、視覚障害者専用ケアハウス、
障害児者と高齢者の在宅サービスなどを手がける総合福祉施設です。
「喫茶去 鈴が庵」は、
特別養護老人ホーム内にあるカフェスペースで、在宅生活支援事業の一環として運営されています。
近隣の利用者様が集まり、カフェ形式でお茶やお菓子を楽しみながら、
様々な健康活動に取り組まれています。
2.今回の講座について
この度、「眠りと健康」をテーマにした講座のご依頼をいただきました。
プログラムは前後半の二部構成となっており、
前半が私による「眠りと健康」に関する講座、
後半は保健師さんによるクイズ形式の「嗅覚テスト」が予定されていました。
なお、後半を担当された保健師さんは広島市の認知症地域支援推進員でもあり、
認知症の初期段階で嗅覚機能が低下するという特性を活かした、
認知症予防と支援につながる活動として企画されたものでした。
3.会場の雰囲気
「喫茶去 鈴が庵」の会場中央には畳敷きの茶室風小上がりがあり、
そこには「喫茶去」と揮毫された掛け軸が掛けられ、とても落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
当日は利用者様約10名に加え、
後半の活動を予定されている地域支援推進員さんや施設関係者の方々も参加され、
総勢20名ほどが集まりました。
4.講座の実践と気づき
持ち時間40分という限られた時間の中で、
「眠れるカラダになれる身体づくり」をテーマに、
説明を交えながらセルフケアを中心とした体操を行いました。
しかし、予想以上の参加者数と、比較的若い福祉関係者が多く集まったことで、
つい張り切りすぎてしまいました。
利用者様は高齢者の方ばかりで、認知症の方もいらっしゃったにも関わらず、
ボルテージを上げすぎ、ペースも速くなってしまったのです。
その結果、セルフケアの個別指導の際に、認知症の方を驚かせてしまい、
その方が少し感情的になられてしまいました。
施設職員さんがなだめてくださる場面もあり、
もう少しペースを落としてゆっくり進めるべきだったと反省しています。
5.今後への課題と学び
今回の経験を通して、介護施設での活動において重要な課題が見えてきました。
利用者様が高齢者で、認知症の方や身体機能に制限のある方がいらっしゃる場合、
どのように進行すれば皆様に楽しく、安全に参加していただけるかということです。
このような環境では、参加者一人ひとりの状況を十分に把握し、
それぞれのペースに合わせた柔軟な対応が不可欠です。
また、職員の皆様との事前の情報共有や、講座中の連携も重要であることを学びました。
今回の反省点を活かし、今後はより参加者に寄り添った、
安心して楽しんでいただける講座作りに努めてまいります。
貴重な学びの機会をいただいた「喫茶去 鈴が庵」の皆様に心より感謝申し上げます。
(おわり)
導眠整体らくしん館