認知症予防は良質な睡眠から:地域講座で伝えたセルフケアの大切さ
2025.09.21
今回は”広島市佐伯区の五日市中央公民館”での活動です
2025年9月19日(金)、広島市佐伯区の五日市中央公民館にて、
「眠りと健康」をテーマにした出張健康講座を開催しました。
五日市中央公民館は、古くからの住宅地や商業地に囲まれた地域に位置し、
長年にわたり文化活動の拠点として親しまれています。
現在も多くの住民に活用されており、地域に根ざした施設です。
今回は、公民館が定期開催している「さわやか大学」に招かれ、
「健康は睡眠から〜良質な眠りが認知症予防につながる〜」というテーマで講座を担当しました。
受講者の皆さま、熱心に聴いて取り組んで下さいました
参加者は37名で、高齢の方が中心でしたが、皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
2時間の講座は、前半がスライドを使った講義、後半がセルフケア体操の実習という構成で進行しました。
前半の講義内容:
1.良い眠りと悪い眠りは、脳が感じ取っている
2.認知症のメカニズムと概要
3.睡眠不足が脳に与える影響と認知症との関連性
4.良質な睡眠が認知症予防に役立つ理由
5.睡眠の質を妨げる生活習慣とは?
見えてきた今後の課題は?
後半は実習として
良質な眠りを得るための身体づくりをテーマに、簡単なセルフケアを体験していただきました。
人数が多かったため、個別の指導が十分に行き届かなかった点は今後の課題です。
一方で、こんな気づきもありました。
不眠に関する情報は医療をはじめ多方面から発信されていますが、知識に偏りがちな傾向も見受けられます。
意外にも、「良質な睡眠のための身体づくり」という視点は、まだ十分に浸透していないようです。
今後は、ぐっすり眠れる身体づくりの重要性がさらに高まると考えています。
その一環として、少人数制の講座も検討し、
より深く体感していただける内容を整えていきたいと思います。
ありがとうございました
今回の講座を通じて、
参加者の皆さまの体に寄り添ったコンテンツづくりの必要性を改めて実感しました。
五日市中央公民館の職員の皆さまには、心より感謝申し上げます。
(おわり)
導眠整体らくしん館
(2025年10月1日・広島県広島市中区大手町たかのばし相談室へ移転します)