胸が苦しい時(狭心症など)の応急処置-根本改善整体らくしんかん(広島市)
2020.01.16
この冬は暖冬だと言いながらも、
ここ2,3日で平年並みの寒さに、
今までが暖かっただけに、寒さが身に応えますね。
寒暖差などから、極端に寒く感じる日などには、
狭心症など心臓発作を起こすケースがあります。
胸が苦しい、心臓発作を起こした時の応急処置を紹介します。
最初に声を掛けるなど状況を把握します。
周囲に声を掛けて人を集め、状況によっては救急車を呼んでもらう。
意識が混濁していたらAED(自動体外式除細動器)を持ってきてもらうよう頼みます。
呼吸や心停止となれば、AED使用と心マッサージをしなければなりません。
その時に人数が必要になりますので、とにかく同時に声を掛けて一人でも多くの協力者を集めます。
意識もはっきりして、比較的軽いようでしたら
背中の背骨で胸椎8番というところを、ドンドンと叩いてあげます。
胸椎8番は両肩甲骨の下端あたりにある骨です。
アイウオッチの写真の”青の矢印”を参考にしてください。
胸椎8番の位置は座位や寝ていたりすると位置が変わったり、
個人差もありますので大体でOKです。
コブシでドンドンと背骨にたたきつける感じで叩きます。
ここだけの話ですが、胸椎8番を叩くと”血圧”も下がります。
この胸椎8番は心臓の動きを弛める働きがあります。
寒さなどで心臓の動きが凝縮して血管が詰まった時に弛める働きがあります。
回復してきたら、しばらく胸椎8番に手をあてて気をおくってあげます(愉氣)。
効果的にやるなら、胸椎4番(アイウオッチの写真の赤い矢印)が心臓の働きを
キリっとさせてよく働かせるところなので、先にコチラをやってから胸椎8番を
やるといいのですが、中途半端に胸椎4番だけが効くと、かえって状況を悪化させますので
注意が必要です。
心臓のトラブルは生命にかかわったり、重大な後遺症になるケースがありますので、
”これは、あぶない! 手に余る!”と思ったら、
冒頭での”救急車を呼ぶ””協力者をあつめる””AEDを用意する”
さらに”心マッサージ”をすることを心掛けておく必要があります。
(おわり)