汗の内攻とは? 汗の内攻による不調のメカニズムと改善の仕方とは?
2020.07.05
根本改善整体らくしんかんのナガミです
昨夜、外出先で体調不良に陥りました
急にお腹が痛くなり、トイレへ駈け込み下しました
それだけでなく、頭が痛くなり、全身もだるくなって
吐きそうにもなり、帰りのバスの車中が大変でした
ケアして翌朝には、復調したので良かったのですが
昨日の過ごし方を振り返ると、蒸し暑いというコトで
一日中エアコン、長時間にわたって除湿をかけたのですが、
どうも完全に冷やして、”汗を内攻”させたようです
この梅雨時期は
”冷え”と”汗の内攻”に注意しましょう!
と訴えながら、自分がこの”ありさま”ですから
情けない限りです
”汗の内攻”って、聞き慣れないかもしれませんが
先に紹介しました症状、例えば”腹痛、下痢
頭痛、発熱感、だるさ、食欲不振と吐き気”などが
典型的な”汗の内攻と冷え”からくる”症状”例です
四季を通じて
梅雨時期は”気温・湿度”が高くなります
汗が出づらい、汗が出ても乾きづらい、
汗は体温を下げるだけでなく、体内の不要物や毒素など
化学物質を”汗”として出すものが、出せなくてなって”毒素”が
体内に逆戻りになって、自家中毒状態を作ってしまうのです
体内に戻ってきた汗と、汗のなかに含まれる毒素は
腸管や血管に出たりします。腸管に毒素が出ると”腹痛や下痢”の
原因になったり、毒素が血管に回ると発熱、頭痛、倦怠感などが
でてきます。これが汗の内攻による”自家中毒状態”なのです
真夏になって、気温があがると汗が蒸散するので
汗の内攻による”自家中毒”の心配はさほどありませんが
梅雨と初秋は、暑いにもかかわらず朝晩の冷えや、エアコンで
”冷え”がともなうと、一気に”汗の内攻”をすすめてしまいます
汗の内攻がくると、消化器にも負担がきますが
いちばん負担がくるのが循環器のカナメ”腎臓”です
意外に「夏カゼ」が汗の内攻や冷えが原因なので
不快な症状に悩まされた場合は、どうしてそうなったのか?
それまでの生活つまり”過ごし方”を振り返ってくださいね
☑ ずってエアコンにあたりぱなっし
☑ 夜、就寝中は窓を開けぱなっし、扇風機掛けぱなっし
☑ 薄着のうえ、夜風で首筋を冷やしてしまった
上記のことが当てはまれば
”冷えと汗の内攻”が原因の不調です
次に改善法ですが
胃腸系統、とくに腹痛、下痢、食欲不振には
”膝湯(ヒザ下まで湯につかる)”をされると良いです
”足湯(くるぶし下まで湯につかる)”でも
いいのですが、膝湯をすると消化器系統に効いてきます
改善法として
腎臓もくたびれてきますので、”足湯”のほか
☑ からだを左右に”よく捻じる”こと
☑ 太ももの裏をのばすこと
☑ 腰を反らす運動をする(下の写真参照)
☑ 手足の指を引っぱる
これらのコトをすれば、比較的早く回復します
以上が
”汗の内攻と冷え”からくる不調になる過程と
復調させるメソッドになります
ヤバイかな?と思ったら
早めにケアをしておくと、ドツボに陥らず
比較的早く復調しますので、万が一のためにも
覚えておくと便利です
(おわり)