”整体”って!な~に?-わかりやすく・納得できるまで説明します①

2021.02.17

”整体”って、なんですか?

『整体』ってな~に? と訊かれると答えに困りますね。

歪んだ骨とか骨盤をただすこと? こり固まった肩や腰をほぐすこと?

間違いじゃないけど、何だか良くわからない… そこで当根本改善整体らくしんかんでは、

ブログをご覧になったアナタのために、なるほど! わかりやすく『整体』っていうものを説明します

0.自己紹介します-かんたんに3行だけ

私、根本改善整体らくしんかんのナガミと申します

広島市にて個人運営で”整体と健康塾”をやっています。野口整体も研究して”やさしい”

痛くない”手あて”を中心とした整体を行い、皆さまのお体の不調を改善するお手伝いをしています

 

 

1.整体の定義ってあいまい

実は『整体』は医師、鍼灸指圧師、柔道整復師のように国家試験による免許がありません

まったくの民間で行っているのが『整体』というものです

 

ちなみに『整体』という名前を拡がったのが、野口整体の祖、野口晴哉先生(※)です

野口先生は今もある公益財団法人・整体協会をつくりあげましたが、会の性格上クローズに

近い状態で運営していますので、これを知る方は少ないのが実情です

それゆえ、ほかの流派らが『整体』と名乗りだして、いまやカオスの状態にもなっています

 

(※ のぐちはるちか 1911年~1976年)

2.怖い!グキパキポキ系も出てきた!

いまや柔道整復師が行う『接骨院』『整骨院』も、「整体」という名前で看板を出している時代です

ふた昔前には、患者さんの首を後ろから羽交い絞めにするようにグキパキポキとやっている流派が

整体と名乗りだしたのです。しかもタレントさんをモデルにして、テレビでグキパキポキしていたのです

 

ホントにタレントさんは可哀そうです。

実は、首を無理にグキパキポキすることは非常に危険なコトです

陰では首を毀して、手足がマヒしたなどの事故もあったのです

そういうことで「整体」はグキパキポキする「怖い」というイメージが出回ったのです

 

 

いまも、姿勢が悪い、骨盤がゆがんでいるという理由で

ムリに力をかけて背骨や骨盤をただそうとしているところがありますが

「整体」の観方では、どうしてこの方は「こういう姿勢になって、こういう骨の枠組みになったのか」を

観察し、理解してからでないと危険なことになりかねません

 

(注:当根本改善整体らくしんかんでは、グキパキポキは一切しません!)

3.やたら揉んで、ほぐせばイイってもんじゃない!

マッサージとも性格が異なってきます

よく街中にある、激安の揉み系のリラクゼーション・サロンに行くと

手に指に力を込めて、力いっぱい押したり、揉んだりする療術家がいますが

 

力いっぱい押したり、揉んだりすると

揉み返しで痛くなったうえで、かえって堅くなっていきます

 

堅くなると”凝った”と思って、またリラクゼーション・サロンへ行く

でも前回の力加減では満足できないから、さらに強く揉んでもらい

また揉み返しで、堅くなってきたコリを感じて、再三サロンへと通う

 

これでは、どんどんカラダを堅くして、鈍くしているのです

ひいてはカラダを毀しにいく負のスパイラルに陥っているのです

 

「肩」がこった。ウチにもそういう訴えが非常に多いです

肩を揉む以前に、どうしてこの方は肩がこったのか、この方を肩こりにさせたのは

どういうカラダの使い方と生活状況からかを、カラダを通して観察して

その方の状態にあった最も適したアプローチを行うのが”整体”の手法なのです

 

少なくとも「肩こり」の原因には

事項取り上げる「姿勢の問題」のほかに、神経の使い過ぎと緊張。目の酷使。腕の使い過ぎ。

果ては食べ過ぎと、肩凝りの原因はさまざまなのです。このことを見ないで

やたら肩だけをぎゅぎゅっと揉んでも、何の根本解決にもならないのです

 

4.「整体」の基本とは

私は、生前野口晴哉先生に師事されm野口整体を研究され多くの方を整体指導された

故・岡島瑞徳(おかじま ずいとく)先生に、整体を学ばせていただきました

いまも亡き先生の高弟であったNPO法人・気道協会代表の長谷川浄潤(はせがわ じょうじゅん)先生

育の会代表・舟橋 史郎(ふなはし しろう)先生に学ばせていただいております

 

故・岡島瑞徳先生や、高弟の先生方から学んだことを踏まえて

「整体」の基本についてお話したいと思います

 

まず前提として、「整体」は人間のカラダや心の動きを

からだの表面に現れた変化を通じて観察を行い、知り、どうすればその方が

より良い状態のカラダと心になっていくかを導いていく方法が「整体」です

 

その”導き”の方法は

グキパキポキや、揉んだり叩いたりというよりも

もっと相手の方にそった方法で、やさしくカラダに働きかけていくのです

 

手のひらで相手のカラダに触れるだけ(※2)でも、相手のカラダや呼吸も変わりますし

結果的に心までかわっていきます。このアプローチが”整体の手法”のひとつになります

 

外科手術のように切り開くわけにはいきませんし

レントゲンなんか使いませんから、カラダの状態を良く観察して

その動きをみながら、相手の方のカラダの状態を知っていくのです

 

こう言うと何だか難しそうに見えますが

私たち、普段から家族や友人の顔色を見ていて

「顔色悪いけど、気分悪くない?」って声を掛けますよね

 

整体の観察って、これをベースにもう少し細かく掘り下げて観察していきます

場合によっては相手の方の”無意識”レベルまで観察して理解していきますよ!

 

(注:※2 手のひらで相手のカラダに触れていく方法を「愉氣法(ゆきほう)」と呼びます)

5.コロナ対策にも!実例・ココが飛び出すと呼吸器が弱っている

カンタンな実例を申し上げます

私たち緊張すると「肩」があがってきますよね

これが長時間、いや日常的になると”肩こり”の原因にもなりますが

手の力が抜けなくなってきます。そうすると神経の緊張状態が続いて

感情が不安定になります胸も緊張して呼吸が浅くなってきますゼ―ゼ―となって、

ぜん息になったり、肺も弱めてしまいます

 

”肩が上がりぱなっし”の状態だけで

こんなカラダの状態にもなっていくのですね

 

次回は、もう少し実践的な例を交えて

「整体」とはなにか?

その基本をわかりやすくご説明を続けていきます

(つづく)

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