厚労省データでみる”日本人の不眠度とは”⁈
2022.12.11
眠りの質を改善しホンモノの健康を獲得することに特化した
導眠(どうみん)整体らくしん館のナガミです。
さっそくですが
あなたは”眠り”に満足していますか?
眠りは大切。
体調をくずしたらあたりまえのように眠って休みますよね。
しかしながら厚労省が行った健康調査によると
眠りに悩みや不満を抱えている人が非常に多いのです。
その実態をわかりやすくご紹介します。
今回ご紹介するデータは
厚生労働省が令和3年度に行った健康実態調査です。
全国の成年男女にアンケート回答方式で行い、回答者は合計1,344人です。
平均年齢は68歳ということで、やや年齢層が高いことを考慮にいれてください。
こちらの健康実態調査は337ページもあり、非常にボリュームがあります。
詳しく知りたい方は下に“リンク”を貼りますので、ご参考ください。↓↓↓
では、最初の質問になります。
質問1:あなたは1日何時間寝ますか?
どのくらいの時間”眠っているか?”の質問です。
回答によると
・5時間未満 9.1%
・5時間~6時間未満 23.9%
・6時間~7時間未満 34.7%
・7時間~8時間未満 15.9%
・8時間~9時間未満 9.7%
・9時間以上 5.9%
こちらは回答者の平均年齢が68歳ということもあって、すでに現役を退いている方が多いため
比較的長い時間眠っている印象があります。現役世代が多いと睡眠時間がさらに少なくなるのでは
ないかと見ています。
総じてみると、睡眠時間が7時間未満というのが70パーセントにも達します。
ちなみにOECD加盟国のなかでは、日本ではもっとも睡眠時間が短い国だそうです。
(2021年調査でOECD加盟国の平均睡眠時間は8時間24分。日本7時間22分で最下位)
”睡眠時間が短いことが不眠” 必ずしもイコールとは思えませんが、
日本の人はもとから睡眠時間が短い傾向があるようです。
その結果、次のデータで眠りに悩みや不満を多く持っていることがわかります。
質問2 睡眠における困りごとは?
つぎに核心の『睡眠における困りごと、不満度』ですが、
以下のデータがでています。
・寝つきに時間がかかる 28.9%
・夜中に目が醒めて困る 44.6%
・早く目が醒めて困る 29.7%
・睡眠時間が足りない 19.9%
・睡眠の質に不満 34.7%
・日中、眠気を感じる 37.2%
・とくに問題を感じない 17.6%
・未回答 1.6%
わかりやすくするために、実際の回答文などを簡略化しています。
また重複回答がありますので併せてご了解願います。
このデータをみて
3割以上の方が“睡眠の質に不満”を感じているようです。さらに半数近くが夜中に目が醒めて困るなど
非常に多くの方が睡眠に何らかの悩みや不満を持っています。
まとめ:睡眠満足度の低いジャパン
今回は厚労省のデータをみながら、いかに多くの方が“眠り”に問題を抱えていることを
認識していただけると幸いです。そして導眠整体らくしん館が、こういった眠りの問題に
いかに気持ち良く改善していくかは、次号以降じっくり語ってまいります。
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